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黒夢の部屋  〜 投稿順表示 〜


[103] 強がり
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別れを切り出すことが
最後のデートの目的。







そんなことは知っていた。








ただ
貴方にもう特別な感情が無くたって
私には溢れる程の貴方への想いがある。








だから
貴方にとって迷惑だとしても
私が報われることが無くても
素直に頷いてなんかやらない。








情けなくても
格好悪くても
馬鹿みたいでも
きっと恋愛にはそれが付き物だと思うから。








自分の全てを捨ててでも
誰かを愛するということが
私の恋愛だから。








歩き出す貴方をもう一度呼んで。








笑顔で言ってやる。







悔しいけれど




悔しいけれど






私に、貴方以外を愛する勇気なんて無い。

2005/04/29 (Fri)

[104] 一歩
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必要なのは覚悟。

そして

揺ぎ無い信念。

生きていれば失うのは必然。

手に入れたと同時に

僕の手からまた、別の何かが離れていった。







欲するのは力。

そして

理想を現実とする能力。

希望や夢を、望むままに終わらせやしない。

例え

僕の出来過ぎた理想と

全世界を支配する現実とのギャップに絶望しても。







前だけを見据える決意。





過去に惑わされない強い意志。





失って、手に入れて。





悩んで、迷って歩き出す。





きっとそれが





僕にとっての明日への一歩。

2005/05/01 (Sun)

[105] 現実は霞んで
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生温い暖かさが残る。





中途半端な愛情など要らない。





私の知らないヒトの所へ行く君は





曖昧な想いだけを残していく。






私達はそんな関係ではないけれど。





私が持つのは愛情。





君が持つのは親愛の情。





噛み合わない私達の思いと想い。






誰よりも近くにいるから






私はあのヒトの知らない君を沢山知ってる。






たったそれだけで優越感に浸り







君にとってはいつしか厄介になる関係を保っている。










私は





君から注がれる優しさを






例えそれが世間一般で言う愛とは違っても







手放す気は無いよ。







ありえない未来に希望を膨らませるけれど







それによって益々







現実との境をなくしていく。







こんな病的な想いを






君はどんな思いで受け取ってくれる?

2005/05/04 (Wed)

[106] 解っていることは
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理性。










プライド。










そんなもので抑えつけられるほど









僕の君への愛は









簡単ではないよ。

2005/05/04 (Wed)

[107] 
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嘘をつけば、正しい道を歩む人に見えるんです。







今日もまた一つ







自分を無視した嘘をつきました。








嘘をつけば、全て上手くいくんです。








辛いけれど、辛くないと言えば








皆、笑ってくれるんです。









私一人の嘘が、全てを上手く動かすのならば







私は喜んで嘘をつきましょう。








悲しいと叫ぶ心に蓋をして










悔しいと頭の片隅で囁く声を無視して








本音を言いそうになる弱い心を叱咤して









私は今日も嘘をつきます。









なぜなら








きっと嘘をついていれば









正しい人間になれると勘違いしてるから。

2005/05/06 (Fri)

[108] 安売り
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太陽なんて眩しいもの

僕には必要ない。


上辺しか照らさない蛍光灯の

まるで僕の愛の様な

安っぽい光が丁度良い。


囁く愛。

向けられる笑顔。

ささやかな裏切り。

歯の浮く様な言葉の羅列。

塗りたくられた真実。

変わらない距離。

報われない願い。

続く関係。


本物という言葉を知らず僕は

足元さえも照らさない蛍光灯の下で

安っぽい愛を流出している。










2009/01/18 (Sun)

[109] 
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振り払った手でさえも

触れた部分に熱がこもる。

もし

その手に掴まれたのなら

この心はどうなってしまうだろう。

2005/05/10 (Tue)

[110] いつまでも隣にいるよ
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忘れてくれていい。


恨んでくれていい。


忘れてほしい。


願いにも似ていた


あの日の僕の言葉。

2005/05/14 (Sat)

[111] 感じるままに
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月の様に温かい光を持っていた。



風の様にこの手をすり抜けた。



太陽の様に笑う人だった。



雨の様にその想いだけでこの身を濡らした。



星の様に儚い夢を抱かせたまま



雲の様に掴めない存在となった。



目を閉じても、耳を塞いでも



私の五感はまだ、貴方を感じているまま。


2005/05/14 (Sat)

[112] やるせない
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どれほど君に言葉を伝えても


君には僕以上に


欲しい言葉をくれる人がいるのだろうね。

2005/05/14 (Sat)
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