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黒夢の部屋  〜 投稿順表示 〜


[155] 悪夢
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怖いだけの夢でも


悲しいだけの夢でも


その出口に君がいると思えば


全て笑い話に出来るだろう。


もし夢の中で迷いそうになったら


僕に光を導いて。


笑って待っていて。


そして一緒に、日常に戻ろう。

2006/02/20 (Mon)

[156] 嫉妬?羨み?
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もやもやと、じわじわと。
ゆっくりゆっくり、心に浸透していく。
この感情の名を、誰か教えて。


悔しい。羨ましい。
写真の中で君と共に笑う
名前も性格も、声も知らない人々。

羨ましい。寂しい。
僕の知らないところまで君を知る
今も仲の良いあの子。


不安になって会ってみても
余計に不安になってしまった。

あの子となら会話が弾む?
こんな沈黙、ないんだろう?


気付かないで。
こんな醜い想いは要らない。

お願いだから気付いて。
こんな不安取り除いて。


寂しくて、悔しくて、羨ましくて。

どうか、どうか。
君の言葉でこの想いを砕いて。

2006/02/22 (Wed)

[157] 一瞬
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その一瞬で歓喜に震える。


互いの視線が交わる瞬間に心が奪われる。


その一瞬を繰り返す事が
いつしか病み付きになっていく。


満足に話ができなくても
声が聞けなくても
君を見ているのは僕だけじゃないと。
想っているのは僕だけじゃないと。



心が満たされる。

2006/03/11 (Sat)

[158] 悩む君へ
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元気ですか?


人伝にしか
君の話を聞けない自分が嫌になるよ。


君に直接
話を出来ない自分がもどかしいよ。


聞いて欲しいことがたくさんある。
聞きたいことも山ほどある。


簡単に会話する術はいくらでもあるのに
拒絶されるのが怖くて怖くて。


頼りなくてごめんね。
お節介でゴメンね。


それでも、どうか
君の事を一番に思っている人が
此処にいることを忘れないで。


今度会ったら
僕の愚痴を聞くついでに
君の本音を一つください。

2006/04/23 (Sun)

[159] 本気と偽り
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それは恋である前に
憧れでした。

近づくことさえも躊躇う位に。



それは愛である前に
一つの友情でした。

愛しさなんて分からなくて。



それは君である故に
恋となりました。

それは報われぬ故
どうしようもないままに冷え固まりました。

君が最後の愛しい人。
『次』など要らないと思う程に。



それは『次』であったが故に
結ばれない2人になりました。

それは終わりを迎えていた故に
もう始まりを刻むことはありませんでした。

違和感の理由を知っていた。
傷つけたことも大したことと思えずに。



本気を知ったのは君だけ。
偽りで誤魔化しても、何も見えなかった。

2006/05/10 (Wed)

[160] 飾り。
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迎えた終焉に私の涙を奉げましょう。


あなたは涙を嫌うから。

あなたは終わりを嫌うから。



私は何も言わずに泣きましょう。


認めなくても何も変わらないと。

現実は残酷だと。


どうか意地にならずに私の涙で悟ってください。



初めて知る終焉を私の涙で飾りましょう。

2006/05/11 (Thu)

[161] 冷水
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ゾッとする程に冷ややかな水は

背を向けた君の冷たさに似て。



そして徐々に流れ出すぬるま湯は

想いを癒すように流れ続ける日々に似て。



その度に感じる居心地の悪さは

君を思い出す僕の心と似すぎて。

2006/05/30 (Tue)

[162] 生きていく
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確かめることもなく、ドアは開いた。
振り返る暇さえも与えてくれない、現実。


未だ自分の姿さえも見えてない癖して
人を見下すことを覚えてしまった。


誇れるものも無いくせに
虚勢だけで胸を張ることをしてしまった。


心を上手く整理できる器も無いくせに
人の悪意を知ってしまった。


後悔する暇も無い。
次の瞬間は残像も残さず過去へと変わっていく。


人を嘲笑って
曲がったプライドを持って
そして
向ける悪意と同等のそれを受けて。


逃げられない、背負うしかない。

生きて、生かされて、逝く。

2006/06/30 (Fri)

[163] その答えは
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夢の中の君は優しかったね。


落としたものを一緒に拾ってくれて
くだらない話にも相槌を打ってくれた。

泣けば欲しい言葉をくれて
笑えば共に笑ってくれた。



夢だったけれど
夢だったから期待してたよ。

でも
その手が僕に触れることは無かったね。



言葉無き応え。
言葉無き拒絶。

そう、それら全てが僕への答え。

2006/07/03 (Mon)

[164] 背中
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その背を、後姿を見るのが嫌いだった。

おいて行かれそうで
その姿を見失いそうで。



隣を歩くのだって怖かった。

道が別れるのはいつ?
君は僕を置いていくのでしょう?



背を向けないで。
おいて行かないで。
まだ一緒にいて。


その時がくればちゃんと見送るから。
引き止めたりしないから。
どうか、まだ一緒にいて。



手を繋がせて。
その手を引っ張らせて。

背中を見るのはまだ先のことでいいから
今だけは君の前に立っていたい。

2006/07/05 (Wed)
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