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黒夢の部屋


[151] 星と流れ星と
詩人:黒夢 [投票][編集]

まるでこの想いは星の様だ。


人の目に届くまで
気の遠くなるような年月を待ち続ける。

この想いも
僕の決意が固まるまで待ち続けていただろう。



寿命を迎えた星は
最期に一番の輝きを遺して死んでいく。

この想いも
輝かせてあげたかった。

諦めの悪い僕の所為で
最期の輝きを遺せずに
今も僕の中で曖昧に光っている。



流れ星の様になれたらよかったのに。

永い永い輝きなんて要らないから
一瞬で消えてしまって。


流れ星の様になれたらよかったのに。

一瞬で消えてしまうから
淡い期待を抱くこともない。



まるでこの想いは星の様だ。

輝く事を願いながら
終焉を願っている。

2005/12/27 (Tue)

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