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もとりの部屋  〜 新着順表示 〜


[111] 思考の相違。
詩人:もとり [投票][編集]


常識に捕らわれすぎて

物事の本質を掴めないでいる


型に嵌めようとしても

机上の空論は所詮

憶測でしかない訳で



曖昧な僕の思考は

共感は出来なくても

理解は出来るだろう



だから僕は君に言う


常識的に考えてみて

一般論では違うはずだ



だから君も僕に言う


今在る物を受け止めて

有りの儘を受け入れて



2016/03/28 (Mon)

[110] 密やかな恋心。
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貴方にとって

私は何なのだろう



優劣で語るものでも

ましてや順位を付けるものでも

ないのだけれど


貴方にとって

特別な存在に成りたい

大事にして欲しい


出来れば実感するほど

愛して欲しい



あまのじゃくな私だけれど

本当はずっと言いたいの

大好きなの、と。




2014/07/29 (Tue)

[109] 残ったものは。
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希望を失って

諦める事が増えてきた


望みすら見いだせず

自暴自棄になり始め

何時からか虚無感だけが

心の中に居座ってる



その場しのぎの楽しさは

何処か空虚で空々しく

倦怠感が私に取り巻き

うまく身体が動かせない



今までどうやって生きてきたんだろう


これからどうやって生きていこう



掴んだモノは

原型すら残さずに消えていく


此処にあるのは

幸せだった記憶と

それ以外もう何もない器だけだ




2014/07/29 (Tue)

[108] 夢の跡。
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笑えるくらい

呆れてしまう


甘い言葉の裏なんて

何も考えなかったのね


夢物語は終わったの

現実はそんなに優しくない



泣き叫んでもいいよ

どうせ王子様は来ないから


醜く爛れた火傷の様に

じわじわと痛みは広がるばかり



あぁ 何て滑稽な姿だろう

あぁ 何て無様な姿だろう


自分で自分を殺し

誰からも愛されずに死んでいく


まるで羽根をもがれた様に

地面に這いつくばったままの姿で





2014/07/29 (Tue)

[107] 微かな 。
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多分私の気持ちの

ターニングポイントが

今日だと思う



空と木々に囲まれた

広いグラウンドの小さなベンチで

一人の世界を広げよう


このまま一人なら

もう貴方を忘れよう


多分貴方は来ないのだろうけど




2014/07/28 (Mon)

[106] 僕の迷いが起こした罪と罰。
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あっちにふらふら

こっちにふらふら


ひどく中途半端な気持ちが

周りを深く傷付ける



行くって言ったり

止めるって言ったり


大好きって言ったり

大嫌いって言ったり


付き合うって言ったり

別れるって言ったり



その時 その時の決意は本物でも

気持ちがすぐ揺らいでしまう



僕の言葉一つで

僕の態度一つで


笑顔にしたり

悲しませたり 

不安にさせてしまったり

君の感情をかき乱してしまう



そして信用を

いとも容易く失ってしまうんだ


大事に思って居る気持ちが

例え本物であったとしても




2014/07/25 (Fri)

[105] 狂気。
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掻きむしりたくなるほど

こんなに辛いのに

心の痛みは

表に現れない


手首に滴る赤い涙を見て

そっと安心するの



まだ足りない


まだ足りない


私の苦しみは

私の悲しみは

こんなものじゃない


目に見える心の傷を

そっと愛でて優しくなぞる



本当は分かってる


左手に訴えかけても

所詮は独り善がりな事も



この涙が止まる頃には

私の傷も癒えたら良いのに


私の苦しみも

無くなってしまえば良いのに



私自身を

もっと愛せたら良いのに






2014/07/24 (Thu)

[104] 気持ち。
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蓋をして

押さえて

閉じ込めて


二度と開かないように

必死で蓋を押さえつけて


誰にも分からない様に隠して

日常の生活に戻っていく



貴方じゃなきゃ開けられない

でもまだ開けてはいけない


もしかしたらもう

開けるべきではないのかもしれない



私は泣きながら蓋をする


溢れてしまわないように

零れてしまわないように





2014/07/22 (Tue)

[103] 雪解け。
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たんぽぽのように

ふわりふわ

空に儚く溶けていく



陽炎立ち込め

ゆらりゆら

幻想儚く消えていく



星の煌めき

きらりきら

誰にも見られず透けていく


 
桜の涙が

ひらりひら

それでも春は舞い降りる 




2014/07/20 (Sun)

[102] 唯一無二の愛は。
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確かに周りの言うとおり

遊ばれて居ただけかもしれない


決断を迫ると

居なくなってしまったから


私はいつも貴方を

待つ事しか出来なかったから



でもそれでも

残る思い出は綺麗で

貴方は笑っていて

私も幸せで


例え偽りでも

愛情をちゃんと感じられて

深く 深く

貴方を愛せて



それでいいよ

それでもいいと思ったんだ


私は可哀想なんかじゃない

私はちゃんと幸せだったんだ




涙を流しながらでも

胸の痛みを抑えながらでも

しっかり前を向いて歩くの


そう 私は幸せだったんだと

綺麗で儚い思い出を抱いて



2014/07/20 (Sun)
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