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もとりの部屋  〜 新着順表示 〜


[61] 繋ぐ。
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手を繋いで

言葉を交わして

心に触れて

幸せな事だと思う


でも それでも 

もっと もっと

先を求めてしまうの



愛の形は

目に見えないモノだからこそ

実感させて欲しいと願い

形としたいと想うのは


きっと私のエゴで

貴方への押し付けになってしまうのね



繋いだ手から

伝わっていけばいいのにね


私の気持ちも

貴方の気持ちも





2014/06/02 (Mon)

[60] エール。
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風に抱かれながら

透き通った空の青さを仰ぎ見る



此処に私が存在していて

何処かで貴方も笑っていて


どんなに離れていても

空は何処までも繋がっているから



まだ 私は頑張れる


ガンバレ 私

 

2014/05/30 (Fri)

[59] 恋心。
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貴方に会えて嬉しい

貴方に会えなくて寂しい


貴方と話せて楽しい

‥でも貴方が遠くに感じて寂しい



貴方に逢って

好きになって


もどかしいほど

愛おしさを感じて



会えないときも

考えるのはいつも貴方の事ばかり



どんどん私の頭が

貴方で満たされていく





2014/05/29 (Thu)

[58] 距離感。
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貴方にとって

私はいてもいなくても

あまり変わらないんだね


じゃあなんで

側にいるんだろう



貴方はただ側にいるだけ

私はただ側にいたいだけ



すごく寂しく感じるのは

きっと 私だけ







2014/05/28 (Wed)

[57] 蜘蛛の糸
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白く細い糸に

肢体を絡め取られ


もがけばもがくほど

がんじがらめで


世の中は僕に

ちっとも優しくない



きっと 僕を視界に入れないよう

逸らすまわりの視線も

少し棘と含みを持たせた言葉も

癪にさわる君の態度だって


僕が表に出さなければ

無かったことになるのだろうさ



真綿で首を締めるように

じわじわと追い詰めていくように




さて 悪いのは

僕なのか周りなのか


きっと答えなど有りはしなくとも

考えることに 意義がある

行動することに 意味がある



立つ鳥跡を濁さず っていうけれど

もう少し 足掻いてやるさ


必死に爪跡をたてて

周りに足跡を残して





2014/05/29 (Thu)

[56] はぐれ狼
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この白く濁った有害物質を吸い込み

喧騒とした雑踏の中に少しずつ溶かしていく



醒めた瞳で辺りを見回せば

引きつった笑顔を貼り付け

同じような虚ろな瞳で

夢物語を語ってる様に 反吐が出る


軽く舌打ちをし

残りの煙草に手を伸ばせど

中身が空なのに気付き

潰して円を描くように投げ捨てる深夜二時




夢すら持てなくなったのは

いつからだっけ

人を信用しなくなったのは

いつからだっけ



どうでもいいことを

ぐるぐると頭の中で行ったりきたり



どうせいつかは

みんな死んじゃうのにね


語ってる夢や希望といった類も

死んじゃえば 皆同じなのにね


適当な言葉でするりと交わして

雑踏の中へ自分も溶け込んでいく


今日も未来に希望を

持てないまま


すぐそこにある幸せすら

見いだせないまま






2014/05/27 (Tue)

[55] 心と身体の境界線
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二つ三つ

言葉を交わして

繋がってしまえば


この許されない関係も

貴方の帰る場所も

私の存在意義でさえも

ぐずぐずに溶けてしまうのだろう



愛してる 


なんて薄っぺらい言葉よりも

ただ名前を呼んで

今ここに私がいることを

貴方の腕の中で実感させてほしいよ



たとえこの先に

幸せな未来など有りはしなくても





2014/05/27 (Tue)

[54] さようなら。
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いつか この恋心も

思い出として 忘れられるだろう



この景色も 

優しい笑顔も

暖かな香りも

囁く声も


みんな みんな

忘れられるだろう


何もかも 忘れてしまえばいい


私に残した身体への爪痕や

少し上から包み込んでくれた温もりや

貴方と繋がったままの心ごと

何もかも 忘れてしまえばいい



すべて 時間が

癒やしてくれるから


涙もいつか 乾いていくように

胸に残る痛みも いつかは和らいでいくように

2014/05/24 (Sat)

[53] 好きだった人。
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好きな人は

もう 誰かのモノでした



私に愛を囁き

貴方の腕の中にいる間

私は独り

泣いていました



この想いは

大事なモノを壊してしまうんだね


私の存在は

貴方の居場所を奪ってしまうの



ただ 好きだっただけなのに


好き で終わるはずだったのに



2014/05/26 (Mon)

[52] アマノジャク
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好きだよ と聞く度に

どこがなの と吐き出した


可愛いね と言われれば

有り得ない と主張した


素直に思えたら と

笑顔を張り付けながら 思ってた



大好きなの と心の中で呟いて

冗談やめてよ と言葉を零す



嘘と本音を織り交ぜて

今日も会話を紡いでく


いつか本音で 話せるように

いつでも素直に 受け止められるように


2014/05/20 (Tue)
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