詩人:JUDAS PAIN | [投票][編集] |
春…
貴女を見つけた、桜の樹に寄りかかる貴女仄かに甘い華の香が優しかった。その時からストーリーの歯車は狂いだしていたのかもしれないね。
夏…
貴女を捕まえた、あの時から見ていたのは貴女だけ。大切に…大切に…
割れてしまわないように壊れてしまわないようにこの「恋」を「愛」に育てていく事を誓った。
秋…
風も冷たくなってきた
紅葉で色付く町並みを眺める君も同化しようとする。少し冷たさと寂しさと虚しさを覚えた秋風が心に染み渡る
冬…
ありきたりの詩を綴ったラブソングなんかではもう貴女は留めることはできない。貴女の居なくなった八畳間は酷く広く見えた…。「愛」が割れてしまった心に熱はもうないんだ
そして…
僕はまた見つけた…
新たな「恋」…ただ愚さに浸る春だった
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