詩人:あいる | [投票][得票][編集] |
ほっぺをつねって
幻を一つづつ消していこう
限定に弱い君を
笑ってた午後に
初雪をみて感動して泣いた
過大評価してる
ボクって人格も
こんなもんさ
ボクに届かせようと
ツマサキ立ちする
寒いから赤鼻になる君を
見て笑い転げた
腹をたてた君を
もっと見ていたくて
綿雪のよう
幸せな沈黙
まつげに積もってる綺麗
小さなかき氷
気づかれないように
微笑んでみんだ
冬以外の季節が来て
寒くないから
君と手を繋がなくなった
方向オンチ
君とボクは
そっぽ向いて
歩きだしたのに
地球が丸いせいかな
また君に出会うんだ
ヘタクソな作り笑顔ほど
人を困らせるものはないよ
クリスマスじゃなくたって
寒くなくたっていーよ。
君を見て感動して泣いた
ツマサキ立ちの君
ほっぺをつねって
幻を消して
幸せに沈黙