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あいるの部屋


[222] その色
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瞼の裏に
綺麗な今日を観せたくて

想う能力は
軟化して次元をくぐるよ



覗いたことないけど
すっかりできは悪いんだ

願う脳みそは
酸化して過去ばかり綺麗さ



毎朝性懲りもなく
放り込まれてくる新聞紙

日付を確認すると
庭で火を点ける



やっと寒くなって
冬らしい表情をみせた1月

小さな灰だけを
ヒラヒラと空に還していく


無邪気なんて言葉
どこに行ってしまったんだろう

愛で生かされているのか
憎しみで生きていくのかわからなくなってる



日々に勝ち負けはないけど
なにと戦っているのかわからないけれど

答えは初めから知ってる気がするの


たくましすぎる嘘は
現実もねじ曲げるよ

昨日までのエゴは
明日に嫉妬してついてくる


ボクら浴槽によく融ける日

その色について語り明かそう



2009/01/12 (Mon)

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