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あいるの部屋


[58] 呆れたよ
詩人:あいる [投票][得票][編集]

競うように地面に刺さっていく雨の針

何もかも、ずぶ濡れにして


もっと生きることだけに
没頭させてくれ


頭デッカチになったボクは
泳げるわけもなく
息継ぎもできず
もがきもせずに

そんなことばかりを考えて


ずぶ濡れになって
風邪ひいては呆れて笑う。

2006/03/01 (Wed)

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