"ありのまま"を
見せるのが怖くて



だれど"ありのまま"を知ってほしいと
いう矛盾


この扉を開くのは
紛れもなく自分自身

なぜだか優しさが
無性に心に染みた


涙が溢れそうになった


だって
優しさが温かすぎたから

あぁこんなはずぢゃ

なかった、なんて


嘆いてみても


もう戻る事が出来ないのなら


"今"という時間を


大切に生きるべきなんだろう

考えすぎて


身動きさえとれなく
なってしまう


人は"気楽に"って言うけど


そんなに簡単な事ならとっくにやってるよ

やらぬ後悔より


やって悔やむ方がいい


その通りだと思う


あの時 君に好きだと言えば良かった

涙や悲しみという肥料をまいて


笑顔という"花"を
咲かそう


誰よりも美しく
咲き誇ろう

ただ


ただ


　過ぎ去る日々に


流されるんじゃなく


何か自分にしか出来


ないもの見つけたい

いつも見ていた景色


今となってはもう遠く


なんだか懐かしい



あの人は元気でいるかな


なんて


思い出すのはいつも


君の事

君が見ている僕を



真実だなんて思わないでいて


誰にでも


いくつかの横顔を
持っているから

はじめて知った


こんな痛み


これ程までに 君を


好きだと思わなかった