詩人:奏 | [投票][編集] |
大好きなんだ
愛してるんだ
それでも僕は
君を疑う
君が求めてるのは
僕じゃない誰か
僕を求めるフリして
誰かを重ねてる
ねぇ、そうでしょ
こんなにも君を疑う
僕は僕が一番嫌い
大好きだから
愛してるから
ねぇ、こっち見てよ
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何かを傷付けることで
傷付いていく自分の心に
貴方は気づいていますか?
破いた本や
壊した窓や
へこんだ壁や
相手の心
それがどんなに些細なものでも
貴方の胸に奥にある
罪悪感は無くなりません
壊したものを見る度に
またイラついて
同じ過ちを繰り返す
悲しみを増やしても
最後に傷付くのは
貴方の心です
早く気づいて下さい
どんなに些細なことでも
自分を傷付ける
過ちを繰り返さないで
私たちはずっと
貴方が気がつくのを
待っています
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友人関係ってさ
難しくて
疲れちゃって
大変だけど
それでもやっぱり
頑張っちゃうのは
そいつの笑顔が見たいからで
自分が
あったかい気持ちになれるからで
辛くて
悲しいときもあるけれど
やっぱり僕は
この輪から
離れられないんだ
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こんなにあいつが好きなのに
きっとあいつは気づいてない
こんなに思われてるのに
その想いには答えてやれない
どっちも苦しいよ
この想いに
引き裂かれそうだよ
一方通行かつ前後行き止まり
ああ
泣きそうだ
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「君に恋人が居たって、君のことが好きだよ」
そう言いながら
笑ったお前の横顔
「だから友達で居よう」
そう言いながら
開き直ったその横顔
その眩しさが
その優しさが
俺には苦しくて
お前が好きになった
俺の優しさなんて
お前に比べたら
微々たるものなんだよ
今はただ
純粋なお前を見て
一人ため息をつく俺
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全てを知っていて僕は
何も知らないフリをする
何も知らない君は
全部知ってるフリをする
最高で最悪な
灰色のワルツを踊ろう
所詮は演技で
全ては道化で
真っ暗な闇に
しばし微睡もう
嘘が本当で
本当が嘘で
ああ、綺麗なワルツだ
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忘れていたんだ
昨日は
貴女の誕生日だったのに
この俺は
ただ
遊んでいた
消したくなかった
忘れたくなかった
貴女の記憶が
いつの間にか
ぽっかり
無くなっていて
こんな時ぐらい
涙が帰ってくれば良いのに
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あやふやな区切りに
不可思議な関係
それが楽で
それが酷で
お前は俺が好きだけど
俺はあの人が好きなのに
土曜からあやふやな境界線
強く言えないのは
俺が最悪な人間だから
この関係が心地よい
俺が最低な人間だから
そして今日もあやふや。
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一緒に過ごす日々が
少しずつ
確実に
短くなって行く
そんな日常で
何かに泣いて
何かに怒って
何かに笑って
無理して笑わなくても
一緒に居てくれる
仲間が出来たから
帰るだけだった
無駄な放課後が
今では待ち遠しいんだ
進学や就職で
みんな離れていくから
「たかが友達」なんて
そんな関係じゃなくて
もっと深い
笑える仲間になりたいって
そう思うんだ
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いつだって僕らは
道の見えない暗闇を
滅茶苦茶に走ってきたんだ
走る足が疲れて
進むことが怖くなって
動けなくなってしまっても
仕方無いことなんだ
そんなときはホラ
手を貸してあげるから
ゆっくり歩き出そうよ
見えなくても
迷うことなんて無いんだ
行きたい道を進もう
何も見えないけど
進めない道なんて無いから