詩人:奏 | [投票][編集] |
古くなった眼鏡を閉まって
新しい眼鏡をかけた
紫色のフレームが
違う私みたいに見える
コンタクトとは違う
レンズ越しの景色
見えすぎない風景は
柔らかいパステルみたいで
新しい眼鏡をかけた私は
なんだかちょっと大人
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僕にとって大切な友達が
僕にとって大切な友達を
嫌いなんだと相談された
意見のすれ違いは
しょうがないことだけど
僕は笑っていたいだけなのに
世の中上手く行かないね
すれ違いなんて
無くなっちゃえ
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可愛い時計を腕につけて
お洒落な洋服に身を包み
新品の眼鏡をかけてみた
醜い自分を隠してる
外面を見て思わず笑う
内面も可愛くなれたら
女の子らしくなるのかな
とりあえずはアレだ
醜いぜい肉を退治しなきゃ
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強烈な眠気に
布団に潜り込んだ
心地よい毛布の温もりに
迷わず目を閉じる
すっかり悪くなった寝付きは
無駄に色々考えさせて
眠れないのループ
それでも眠気は強く
目を開かずに寝返る
安眠、とはなんだろう
なんて無駄に考えて
どうにもならないことを考え
ようやく眠りに落ちる
今日もまた長い夜になりそうだ
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今日もまた
一日が終わる
ぎゅっと圧縮された
一日分の出来事を
夢の中で広げて
朝までに大切にしまおう
いつか思い出せなくなっても
今日は今日だけだから
明日は明日だけだから
明日は何が見れるかな
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体が疲れると
心も疲れる
全身の疲労感と
精神の疲労感
眠りたい身体に逆らって
心が眠らせてくれない
寂しいから出掛けたいけど
身体が動いてくれなくて
今日もまた携帯を片手に持ち
意識が飛ぶのを待っている
早く今月が終わればいい
早く全てが解決すれば
また僕は笑えるのに
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涙を流したって
何も変わらない
そんなこと
昔から分かってた
それでも僕は
涙を流して
大切な仲間の
涙を受け止めて
僕が変わりたいのは
泣いたからじゃない
僕が変えたいのは
泣くことじゃない
ねぇ、君は気付くかな
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両手を使っても
足りなくなった指の数
中学時代の自分に
笑って自慢してやりたい
お前は一人じゃ無いぜって
何故なら俺には
指の数が足りないほど
大切な仲間が居るからさ
そう言ったらきっと
昔の俺も笑うだろ
「孤独主義」なんて言い訳
もったいないぜ、昔の俺
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どんなに僕が叫んでも
君には聞こえて無いんだね
君が求めてるのはきっと
僕の言葉なんかじゃなくて
ただの同情なんだ
必要としてるフリをして
僕の言葉は全否定 なんて
君は一体
僕をどうしたいの?
毎日少しずつ
心にヒビが入る
そんなの嫌なのに