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奏の部屋  〜 新着順表示 〜


[158] 時の流れ
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貴方が消えてからそろそろ一ヶ月
涙が止まらなかった毎日
それはもう帰って来ない

感情が消え失せた今も
来月には変わっている筈

それより貴方は早すぎた
僕と貴方が出会ってから
まだ一年しか経たない

貴方は僕に
早く出逢いたかったと言う

でも僕は貴方に
その言葉を伝えられない
伝える術を持たない

音や動きや形が
表現の全てなのだ

僕はそれ意外を知らない

もう逢えることの無い
音も 動きも 形も

全て伝えられない貴方に

どう表せば良いのかを

僕は知らないのだ

恐らく時が流れても
この言葉は一生
貴方に伝わらないのだ

2007/03/15 (Thu)

[155] 卒業
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知ってたかい?
君たちが必要とする以上に
僕は君たちが必要だった

君たちが居なければ
人を知らず
永遠に強がりでいた

君たちが居なければ
心を知らず
永遠に怖がりでいた

君たちは僕に礼を言い
微笑んでくれるけど

君たちに僕から礼を言い
ひとりひとり抱き締めたい

そんなこと
僕には出来ないけど

文字でなら言えるから…

20日には卒業で
離れ離れになるけれど

心は離れることがない
そう信じているよ

2007/03/14 (Wed)

[154] 命とプレゼント
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貴方が最後に
僕にくれたプレゼント

自分を大切にすること

人の気持ちに触れること

命を大切にすること

どれもみんな
経験したからこそ分かる
重要なこと

経験しなければ
知ったかぶりしか出来ない

この感情は
知ったかぶりじゃ出来ない

2007/03/14 (Wed)

[153] 教えと心
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熱烈な宗教家
そんな貴方が教わったのは
人道や命の重みじゃなかったのかい?

宗教の教えは
道を選ぶ一つのヒント
全ての答えではない
君だって言ってたよね…

そんな君が言ったのは
「大人になる前に
死んで行った奴は
人間のゴミだよ」

本当にそれが
君の答えなのかい?
本当に命を
ゴミ扱いする人間になってしまったのかい?

君の歩む道は
全て宗教に敷かれたレールなのかい?

君の心は
それで満足?

2007/03/14 (Wed)

[152] 手紙
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初めて届いた

手書きの言葉

それに綴られた気持ちが

僕に伝わる

貴方を喪いたくなかった

一緒に祭りに言って

かき氷を食べる予定

大人になったら

朝まで呑み明かす予定

もう全て

叶わない予定

貴方が既に受け入れていた

自分の死

恐くないハズなんてない

僕が我が儘を言うから

強がっていただけだよね

最初で最後の

貴方からの手紙

その文字だけで全て

僕に伝わったよ

2007/03/14 (Wed)

[151] 貴方へ
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僕は何もしてあげられませんでした
ただただ
自己満な台詞を押し付け
貴方を縛っただけ

なのに なぜ
貴方は僕に感謝を?

もう伝わらない
このやりきれない想い

貴方に届かない
僕の愚痴

2007/02/22 (Thu)

[150] 残り時間
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僕は君たちと
未来について語る

いつ死ぬのか分からない
そんな世界なのに
夢を持ち
希望を抱く

病気だから
残り時間が少ない
そんなの関係無い
普通に生きていたって
死は突然訪れるのだから

僕は命を終えるまでに
何人の人と出会い
その命に触れ
学ぶ事が出来るのだろう

未来は何も分からない
出会う人々も
命も
残り時間さえも

だからこそ
精一杯生きよう
この命終えるまで
悔いの無いように

2007/02/22 (Thu)

[149] 背中
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僕が辛い時はいつも
君たちが支えてくれる
急によろけてしまっても
背中を支えてくれている

君たちが居るから
僕がここに居る
君たちのお陰で
命を考えた
君たちがいつも支えてくれるから
僕は立っていられる

今もまた
少しくじけそうだけど
すぐ立ち直るから
僕を支えて下さい

2007/02/21 (Wed)

[148] 無題
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何か疲れた…
…何に疲れた?
自分でも分からない何か
それが僕を蝕む

死にたいなどとは
もう決して思わない
けれども少し
休ませて欲しい

深く深く
眠りにつこう
一年間ほど眠りたいな
無理なんだけどさ

朝起きたら記憶が無くて
綺麗な自分になってて欲しい
あくまでも願望
叶う筈もない

疲れた僕が行き着くのは
現実と思い込みの境
戻ってくるのはいつなのだろう

朝まで眠ろう
綺麗な自分になるくらい
記憶が無くなるくらい
深い眠りにつこう

2007/02/21 (Wed)

[147] 
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僕の世界はここじゃない
もうこの世界は見えない
信じられない

僕の好きな君たちは
もう霞んでしまった
この距離は縮められない
歩む道が違った

僕が居なければみんな
違う命を生きただろう
今と違う命
そっちの方が良いよね

僕の自己中自己満足で
君たちの道が狂った
本来あるべき道
それを迷わせたのは僕

君たちの大切な未来
それを変える権利なんて
本人たちにしかないのに
僕はねじまげた

好かれるべき人間
愛されるべき人間を
巻き添えにした

今更戻れないから
どうしようもないけれど

君たちは幸せ?

2007/02/17 (Sat)
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