詩人:ゆかり | [投票][編集] |
携帯鳴ったよ。
来ちゃったよ。
…返事来ちゃったよ。
一ヶ月ぶりだよ。
普通に来たよ。
遅いんだよ。
でも顔はもう、緊まらないよ。
嬉しいじゃんか。
携帯開きっぱなしだよ。
友達に
喜びメール一括送信だよ。
気分、上々だよ。
ごめんなさい。
変なやつです。
詩人:ゆかり | [投票][編集] |
だんだん溶けて
君と2人で築いたものも
下火になってきて
だけどそれさえ消えなければ
きっとやっていけるから…
風が吹かないように…
水が注さないように…
せめて…その掌で
その優しい掌で…
大事に…大事に
包んでやって下さい。
詩人:ゆかり | [投票][編集] |
いつの間にかいってしまった。
人波に紛れてしまったのだろうか。
いつの間にかいってしまった。
自分の足場を見失ったのだろうか。
取り残されたボクは
もう、帰るコトもない
キミノヌケガラを
今だ一人
抱きしめているよ。
詩人:ゆかり | [投票][編集] |
普段と違うことに
手をのばそうとしても
どうせ否定されるだけで
同じ道を選んだとしても
どうせ否定されるだけ。
私には自由は許されず
人の残りもの。
意味がわからない。
なにかが込み上げ
またプレイヤーのボリュームを上げる。
詩人:ゆかり | [投票][編集] |
思いもしなかった。
学食で隣になっちゃうなんて。
キミとの距離ゎ10センチ。
よりによって頼んだものはナポリタン。
なかなか食べれなくて…
友達ともうまくしゃべれなくて…
頭の隙間にはキミの声が潜り込んで
突っ張った糸が緩む暇はなかったけど
居心地……よかったよ。
詩人:ゆかり | [投票][編集] |
僕の想い、君に届くよう願うけど
なかなか君の足跡は見つからなくて
あちこち歩き回るけど
君の元へは辿りつかないから…。
ただ時が過ぎていくだけ。
心、削れてくだけ。
このことに意味はあるの?
詩人:ゆかり | [投票][編集] |
微かに開いてしまった扉。
隙間から漏れてきてしまった光。
心の奥がざわざわして、
思わず手がのびてしまう。
光に隠された陰にも気付かずに
足を踏み入れてしまうんだ。
目も眩みそうなほどの光に…満たされた気持ちになってしまうんだ。
詩人:ゆかり | [投票][編集] |
なにもかもが全部思い通りにならないことくらい、どこかで分かっていたんだ。
「夢を追い掛けて」と誰かが口にするが、夢が曖昧なボクはどうするの?
だけど自分の中に消えそうな晃、射し入る時がくると思う。
不安…迷い…あると思うけどたまには任せて一歩出してみよう。
進め。
周りの目なんか気にしちゃいけない。
例え雨が降ったとしても、
虹に変わるから
手探りでもいい前に進もう。
進む道、照らし出されるから。
詩人:ゆかり | [投票][編集] |
今日もまた型に入れられて
みんな同じ形に仕上がってく…
味はどれも変わらなくて
なんの面白みもないんだ。
そんな型にはまってちゃだめなんだ。
焼かれながらも
自ら形
築き上げなきゃ…。
終わりがどうなってしまおうと
貫き通さなきゃ…、
そうすれば…
そうしなきゃ本当の笑顔なんか
見れやしないよ。
詩人:ゆかり | [投票][編集] |
メールがくるたびに
膨らましてる私がいて。
だけどその私の膨らむばかりのものは
いつもなにかで潰されてしまうから。
早く、貴方のその手で
結んで下さい。
そしたら私は
きっと空を飛ぶことができるから…。
その時はそっと、
目を反らさずに
最後まで見届けてやって下さい。