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苑螺の部屋


[3] 記憶
詩人:苑螺 [投票][編集]

記憶がうすれていく
思い出がなくなっていく
私の輝いていた日々のことが
貴方といた時間が
嘘のように
今は静まりかえっている
今は悲しくて
今はつまんなくて
貴方といたい
一緒にいたい
最近は時計の針を
2日や3日前と元に戻した
昔に戻りたくて
できない現実とわかっていても
もう一度  貴方と過ごしたい
もう一度  貴方に会いたい
時間を操れる力が欲しい
そんな願いが私の心の中でうずくまっている
この気持ち止められない
どうして貴方は居なくなったの
どうして私の所にいないの
こんなに貴方のことを思っているのに 

2003/08/01 (Fri)

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