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Feelingの部屋


[39] 『磁石』
詩人:Feeling [投票][編集]

暗い部屋の中に泣き声ひとつ

「誰も来ないで」

自分を強く閉ざす

この世の『負』が乗せられた小さな肩にそっと暖かい手

冷えきった手を暖めてくれるその手

それは壊れた心も包んでくれた

肩の震えが止まり一歩ずつドアへ近づく

闇に身を投じる為に隔てたこのドアを…
…今開けるのは容易い事だった

ドアを開ければこんなに眩しい日の光が…

そしてあなたの姿も現れる

しかし顔は見えない…

「ありがとう、みつけてくれて」

静かな笑い声は遠くに消えていった

次は私が探しに行くよ
世界のどこにいようとも
あなたの足跡を追いかけて

2005/12/13 (Tue)

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