詩人:禪稀 | [投票][編集] |
この世には
ずっと華を咲かせていたくても枯れてしまった華達や
咲かすことすらできない華達があるのに
一部の華は自ら枯れる道を選んでく
私はそれが許せない
病気や事故で枯れていく
蕾のままの華達や
短い間しか咲けなかった華達は
そんな華をどうおもう?
弱い弱い華だけど
この世に一本しかない綺麗な華を咲かすため
美しく気高くを咲かすため
華はいろんな物と戦っている
だから 自ら枯れていく道を選んでく華が減っていく事を願ってる
皆違う華だから…
詩人:禪稀 | [投票][編集] |
今までずっとわからなかった…
“何故人は生きるのか…”
人は…
この世を汚し
自然を減らし
身勝手に生きている
“何故それを神が許しているのか…
何で彼等はそれで生きていけるのか…?”
人ではない私にはわからなかった
そんな私に答えをくれたのは
あの小さな街の外れに住んでいた二人の兄弟だった
私のことを見ることができ
心から純粋なこの兄弟は“優しい心”を持っていた…
彼等は動物達を思いやり
自然を大切に生きていた
人が皆汚いわけではないということを彼等は教えてくれたんだ
優しい心を持っていて
思いやりもあって
自然を愛する気持ちを持つ人がいるから
神は人を見捨てない…
彼等に出会ってわかった事
思いやり
優しい気持ち
愛する気持ち
人にあるこれらの気持ちを大切に
詩人:禪稀 | [投票][編集] |
『自由になりたい…
翔びだしたい…』
私は籠の中の鳥だから
自由を夢見て空を見る―
今は自由になれないけれど
いつか自由に空を翔べるといいな…
私は此処でずっと夢見てる
自由になれるいつの日のことを―
詩人:禪稀 | [投票][編集] |
入道雲に
夏虫の音色
六月灯に
朝のラジオ体操の音楽
いろんなモノが
夏が来たのを教えてくれる
今年はどんな楽しい思い出ができるのか?
平然を装いながら心踊らせている自分は‥“受験生”
夏を制する者は受験を制する?
そんなふうに云われる夏休みが
大切な時期だとわかっていても
この年の夏は今年だけ
だから俺だって楽しみたい
勉強だらけで苦しくなるのは嫌だから
ストレスなんか吹き飛ばしたいから
遊び時々勉強で―
それでいいじゃないかと思う俺
蝉がちょっとうるさいけれど
自分のペースでやっていく―
涼しい夜風が見守ってる夏の夜に
蝉の寝静まって静かになった空間で
俺は一人机へ向う
そんな日々の続く俺の中学最後の夏休み―
詩人:禪稀 | [投票][編集] |
『夜空に輝くお星様は
お空でいつもキラキラずっと光ってて
やさしく 優しく
世界を包む
そんなお星様達は私達をいつも空で見守ってくれているんだ…』
昔 読んだ本に書いてあったコトバ―
このコトバは本当だった
昼は完璧に作り上げた仮面をかぶっている私でも
星の輝く夜空の下でだけは
本当の表情(カオ)を見せることができるんだ
昼間に付けてる仮面をとって…
心からの表情へなることのできる唯一の刻
星空のもとでは誰もが一人いろいろな想いに浸るから
本当の自分に戻るため
私は今宵も星空のもとへやっていく
詩人:禪稀 | [投票][編集] |
大好きな貴方に
“置いていかれること”―
愛している者をこの世に残して
“去っていくこと”―
二つのうちどっちが辛いかなんてわからない
もしかしたら残された者は
毎日毎日去っていったものを想い続け悲しみ続けるかもしれない
もしかしたら去っていった者は
残した者のためこの世をさまよっているかもしれない…
人はいつの日か死ぬものだから
俺は毎日一生懸命君を愛するよ
だけどもし死が近いことがわかったら
君を残して逝ってしまっても君が悲しまないために
君を俺から突き放すからね
自己満足かもしれないけれど
君を愛しているからするんだよ
君が俺のことをわかってくれると思うから
俺はいつも君のことを愛してる―
詩人:禪稀 | [投票][編集] |
『逢いたいよ…』
ずっとずっと貴方に逢えない
必ず迎えに来てくれると言ってくれたのに
どこにいても見つけてくれると言ったのに…
だから貴方のことをずっと待っているのに
貴方が来ない―
貴方を見つけることが出来ない―
あの頃は一緒になることが許されなかったけど
今だったら一緒になれるのに
貴方に逢えないのは
“何故…?”
私は姿が少し変わってしまったけど
心はあの頃のままだから
貴方をずっと待っています
愛している貴方と結ばれるその日を夢見て…
詩人:禪稀 | [投票][編集] |
あの人を支えていきたいと思うんだ
私にできることがあるのなら
どんな小さなことでもするよ
あの人は強いけど本当はすごく弱い人―
純粋でやさしい心を持っているのだけれど
反対のことばかり言ってしまう不器用な人―
そんな貴方が大好きだから
無力な私にできることはなんだってやれるんだ
たまにあの人が私に助けを求めた時はどんな時でも助けるよ
一生懸命答えるよ
普段は無力で頼りにならない私でも
本当は寂しがり屋なあの人に出来ること
それは―
“一緒にいてあげること…”
詩人:禪稀 | [投票][編集] |
貴方といるのは本当に楽しくて―
嫌な事も辛いことも忘れられる
いつも優しく守ってくれている貴方がいるから
私は何だって頑張れる
だから…
これからも
ずっとずっと一緒にいてください
貴方は私にとって唯一の大切な人なのだから
詩人:禪稀 | [投票][編集] |
小さな小さな翼の欠片しかもたない私
天使なのに翔べなくて
天使なのに誰かのために飛べなくて
私は‥ただ無用な存在―
“皆には大きな翼があるのに何故私にはないの?”
私は昔から思ってた
私は…飛ぶことのできない天使
そんな無意味な自分に腹がたち
悲しくて… 辛かった―
皆のように空を自由に飛びたいけれど飛べないけれど
私にしかできないことを
誰かの力になるために何かできること
私はずっとを探してる
空を飛ぶための翼じゃなくて
優しさや思いやりという心を翔ばすための
羽をみつけるために―