詩人:禪稀 | [投票][編集] |
大好きな貴方に
“置いていかれること”―
愛している者をこの世に残して
“去っていくこと”―
二つのうちどっちが辛いかなんてわからない
もしかしたら残された者は
毎日毎日去っていったものを想い続け悲しみ続けるかもしれない
もしかしたら去っていった者は
残した者のためこの世をさまよっているかもしれない…
人はいつの日か死ぬものだから
俺は毎日一生懸命君を愛するよ
だけどもし死が近いことがわかったら
君を残して逝ってしまっても君が悲しまないために
君を俺から突き放すからね
自己満足かもしれないけれど
君を愛しているからするんだよ
君が俺のことをわかってくれると思うから
俺はいつも君のことを愛してる―
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『夜空に輝くお星様は
お空でいつもキラキラずっと光ってて
やさしく 優しく
世界を包む
そんなお星様達は私達をいつも空で見守ってくれているんだ…』
昔 読んだ本に書いてあったコトバ―
このコトバは本当だった
昼は完璧に作り上げた仮面をかぶっている私でも
星の輝く夜空の下でだけは
本当の表情(カオ)を見せることができるんだ
昼間に付けてる仮面をとって…
心からの表情へなることのできる唯一の刻
星空のもとでは誰もが一人いろいろな想いに浸るから
本当の自分に戻るため
私は今宵も星空のもとへやっていく
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入道雲に
夏虫の音色
六月灯に
朝のラジオ体操の音楽
いろんなモノが
夏が来たのを教えてくれる
今年はどんな楽しい思い出ができるのか?
平然を装いながら心踊らせている自分は‥“受験生”
夏を制する者は受験を制する?
そんなふうに云われる夏休みが
大切な時期だとわかっていても
この年の夏は今年だけ
だから俺だって楽しみたい
勉強だらけで苦しくなるのは嫌だから
ストレスなんか吹き飛ばしたいから
遊び時々勉強で―
それでいいじゃないかと思う俺
蝉がちょっとうるさいけれど
自分のペースでやっていく―
涼しい夜風が見守ってる夏の夜に
蝉の寝静まって静かになった空間で
俺は一人机へ向う
そんな日々の続く俺の中学最後の夏休み―
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『自由になりたい…
翔びだしたい…』
私は籠の中の鳥だから
自由を夢見て空を見る―
今は自由になれないけれど
いつか自由に空を翔べるといいな…
私は此処でずっと夢見てる
自由になれるいつの日のことを―
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今までずっとわからなかった…
“何故人は生きるのか…”
人は…
この世を汚し
自然を減らし
身勝手に生きている
“何故それを神が許しているのか…
何で彼等はそれで生きていけるのか…?”
人ではない私にはわからなかった
そんな私に答えをくれたのは
あの小さな街の外れに住んでいた二人の兄弟だった
私のことを見ることができ
心から純粋なこの兄弟は“優しい心”を持っていた…
彼等は動物達を思いやり
自然を大切に生きていた
人が皆汚いわけではないということを彼等は教えてくれたんだ
優しい心を持っていて
思いやりもあって
自然を愛する気持ちを持つ人がいるから
神は人を見捨てない…
彼等に出会ってわかった事
思いやり
優しい気持ち
愛する気持ち
人にあるこれらの気持ちを大切に
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この世には
ずっと華を咲かせていたくても枯れてしまった華達や
咲かすことすらできない華達があるのに
一部の華は自ら枯れる道を選んでく
私はそれが許せない
病気や事故で枯れていく
蕾のままの華達や
短い間しか咲けなかった華達は
そんな華をどうおもう?
弱い弱い華だけど
この世に一本しかない綺麗な華を咲かすため
美しく気高くを咲かすため
華はいろんな物と戦っている
だから 自ら枯れていく道を選んでく華が減っていく事を願ってる
皆違う華だから…
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子供だから
何も知らない
わからない…
そんなことは大人達の勘違い
大人達が隠していると思ってる醜い社会のことだって
人が隠しもってる闇だって
子供はいろんな事を知っている
子供は皆、気付いてる…
人の始めは素直で純粋なものを持っているから
本当のことが見えてしまうんだ
汚くて醜いモノだって
優しさと綺麗なモノだって
子供たちには見えている
子供たちはいろいろなモノをみて育ってく
そして‥子供は大人を知って失望しながら育ってく
大人のふいの闇がわかるから子供は傷ついてしまうんだ
繊細な心を持っている子供達
彼等はいつも大人の優しさを求めてる
心からの優しさを―
大人も昔は子供だったのに
皆 忘れてしまうんだ
子供が本当に求めているものがナニなのか―
子供が本当に知りたいのはナニなのか―
大人達はわかってない
子供は大人になっていく
そして
その子供達も大人になったら忘れてく―
子供の頃の沢山の想いと
傷ついたモノとともに…
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此処はとっても楽しいよ
昼はお芝居をして
夜はみんなで騒ぐんだ
此処は嫌だった昔を忘れさせてくれるし
人間の社会から
窮屈で退屈な世界から
何もかもから解放されるんだ―
私は此処が大好きだから
もっともっと仲間が欲しい
人間が嫌なら
つまらないのなら
『皆、みんな此処においで…』
私達はアナタ達が此処にくるのを待ってるよ
どんどん仲間が欲しいから…
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貴方といると本当に楽しくて
心から落ち着くことができるんだ
いつも優しく守ってくれる貴方がいるから
嫌な事も
辛い事も
忘れられる…
何だって頑張れる
これからも
ずっとずっと一緒にいてほしいんだ
貴方は私の唯一の大切な人だから…
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夢への道は長く厳しく辛い道
そんな道を一人で進んでいくのは辛すぎる
だから人は支え合う
だから人は信じ合う
一人で進んでいくのは辛すぎるなら
皆で一緒に進んでいけばいいんだ
最初は一人ぼっちでも
旅をしていれば必ずパートナーは見つかるよ
貴方を信じてくれる人
あなたを大切に守ってくれる人
アナタを『いけない』と叱ってくれる人
そんな仲間を連れて進んでいけば皆の夢は必ずかなうから
一人で旅をするのに疲れてしまっても
夢を諦めるなんて言わないで…
あなたはすばらしい仲間にまだ出会ってないだけだから―