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明希の部屋


[7] 時間
詩人:明希 [投票][得票][編集]


時計の歯車
1つ狂う
秒を刻んだ
僕等の存在は
もう進むことのない
君との想い出に

新たに傷を刻みつけていく
記憶が色褪せぬように
薄れていく感情を形に変えて

秒針は
未だ止まったままで

残ったのは
針の刻んだ軌跡

記憶に残る色彩と
目の前の風景は
綺麗に重なり合う

ただ、そこに
君の温もりが見当たらない

2006/11/24 (Fri)

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