凍った空の真ん中で

小さく胸が鳴いた

熱い頬に指先触れて

奇跡みたいなキスをした

今日よりも 昨日のほうが

幸せであったかというと

決して そうではないが

あの頃の二人に戻れたら

帰る場所なんてどこにもない

大地の上 空の下 あてもなく

ぼくらは永遠に迷い子のまま

それでも 笑って 歩いて

僕のテリトリー

君以外の誰も入れてやらない

でも君だけが やって来ない

空っぽのテリトリー

この役立たずの脳細胞が

あなたという存在を刻むだけで

まるで薔薇色に輝きはじめる

幸せだけをつめこんで

小さな胸を凍らせてしまわないで

怖がらないで 僕と手を繋いで

一緒に行こう 一緒にいよう

ねえ もう淋しくなんかないだろう？

大切な想いは胸に結んだまま

君に伝えられる筈もなかった

今になって この恋を解いて

僕の心はどこへ辿りつくの

小さな僕は 雲の下

眩しい光は まるで幻想（ゆめ）

この手に残るは いつも影

仰いだ空に 太陽は見えますか

ダメ出しは

「嫌いだから」で

励ましは

「嫌いだけど」ですか？

強気 ときどき 怖がり

澄んだ瞳 小さな胸

いつだって守りたい

my girl