強い太陽の光 手をかざして

君の影を見つけたんだ

ふりむけば いつもみたいに笑う

僕はおかしくって泣いたよ

部下 じゃなくて 道具

女 じゃなくて 玩具

そうじゃないよとは

言ってくれないのですね？

海の向こう 虹の向こう

ここじゃないどこかへ

君はいつだって

僕以外の何かを探していた

君がつけた傷

君が癒す

矛盾してる

君も 僕も

あなたの中に私がいない

過ぎてゆく風のような私

消えてゆく雨のような私

思い出せない夢のような

もしも私がどんなに汚れてしまっても

こころを手放してしまわないように

かなしいうたを創れますように

やさしいうたを届けられますように

ああ 正しいコトバなんかいらないよ

もっともらしいウタならいらないよ

響くのは 刺さるのは

それだけでいつだって真実だ

このことばは はねのやうにかるく

くちからだすと あなたとともに

とびさってしまうのではないかと

ぼくをふあんにさせるのです

君を思いつめた時

最後に残った希望さえも

パンドラの箱に入っていた以上

負の象徴でしかないと知った

あなたの気持ちが解ると

言うわけではないけれど

あなたが知らない気持ちを

私は知っているから