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さみだれの部屋


[128] 夢と現実の狭間で
詩人:さみだれ [投票][得票][編集]

このまま眠っていれば
あらゆるものが変わってくれて
重荷を背負う必要も
いらなくなってしまうだろう
このまま眠っていれば
行きたいとこに行けるような
会いたい人に会えるような
そんな気がするんだよ

また月に会って
太陽は去って
風が肩を叩いて
海が話を聞いてくれて
夏がすべてを許して
あなたがいてくれて
変わらないでいいものも
変わってしまう

起きていようよ
やらなきゃならないことあるかな
変わる悲しみに耐えられるかな
眠れない痛みに慣れるかな

起きていようよ

2011/06/12 (Sun)

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