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さみだれの部屋


[600] 兆し
詩人:さみだれ [投票][編集]

部屋には
すきま風が入り
その匂いは
寒さよりも
もの悲しい
きっとそいつは
泣いている
なぜかは知らない

韻律をなくし
手足を縛ったふりで
本当は
本当は楽をしたい
それだけだろう

お前は悪魔だ
化け物が流暢に言葉を話し
それを自慢する

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

鏡のくせに
はらはら涙を流す
なんなんだ
今にしぬわけでもなかろう
だが涙は流れる
ならばもう
なきしんでしまえ
それでいいなら

2012/11/06 (Tue)

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