木漏れ日の中楽しそうに僕の名前を呼ぶそんな姿を見ることもないだろう 波打ち際でじゃれる君の足跡をさらう海も来ることはないだろうできれば同じチャイムを聞いて同じ時間に帰りたい君が走り出す夕暮れに僕が透明なのは君がいないから月の明るい夜に確かめるように手を繋ぐその安らぎも感じることはないだろう
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