詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
電話
ポケベル
携帯電話
インターネット
電子メール
等など
気持ちを伝える手段は
今の世の中
多々あるけれど
口にした想いの強さは変わらないんじゃないかな
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
もう僕は飛べなくなった
だからいつも空だけ見上げて
羽があったときの事を思い出して
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣いて
泣きながら過ごす
泣きすぎて涙も出なくなった僕の目に映った空は
雲一つない青い空
飛びたい
飛びたい
飛びたい
飛びたい
飛びたい
羽は無いけど心だけ飛んでいった
今の僕は冷たい身体
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
ずっとずっと一番遠い場所から
あなたが近づく事を感じてた
たったひとつの幸せ引き連れて
ただあなたは何かの陰におびえて
何かに遠慮して
その一言を発するまでに随分と時間がかかってただけのこと
歩いてきた時間よりも多くの時間がかかってただけの事
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
自分の元から去ってゆくのを容認出来るのならば
こんなに苦しんだりはしない
自分から去っていくのを容認されないから
荒んだり蔑んだりするんだろう
罵って踏みにじってやるほどの勇気が持てないから
何かを求められたら惰性で叶えてしまうんだろう
今自分を一番必要としてくれている人の元に走る為に必要なものは
一体何のか
それを知っていても安易に出来ない周りの環境
乱立する脅威
悪意の無い好奇心
何処で狂ったのかは良く分からないけれど
今自分の行いを止めようとする周りのお節介
こんな人達を要らないと感じられるから
狂ってるんだろう
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
いい加減諦めつかないかな
これだけ拒絶されてもついてくるなんて
見苦しいにも程があるよ
何かあればいろいろな理屈をこねだして
すぐに人の反応を伺う
そう言った行動は逆に冷めるよ
諦めないならこちらとしても行動に出るよ
はっきりと言って今の君には殺意しか芽生えてこないから
これは俺のエゴだろうけれども
お互いのエゴをぶつけ合って納得しようなんて俺は考えないから
最後に泣きを見るのを覚悟しなよ
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
もし願いがひとつだけ叶うのならば
ってよく聞かれるけれど
あれ
本当にならないかなぁ
もしひとつだけ叶うなら
この記憶をもったまま10歳くらいのころに戻りたい
そうしたら今の自分にならないように生きて行けるのにな…
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
近松の世界ではないけれど
此度の生で共になれぬなら
死して常世で結ばれよう
その気持ち
解らないでもないな
実行するかはさておいてでも
それもひとつの愛の形
ただ疑問なのは
あの世がどうなってるか
ただそれだけ
本当に結ばれるのかな
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
少し多くなった自分の荷物
燃えるゴミと燃えないゴミに分けてみた
棄てきれない想い出もゴミ袋に投げ入れた
そうして残ったものをみると
今まで何をしてきたんだろうと再考してしまう
いつもいつも他人に合わせて
自分一人での判断だけでは行動しなかったせいか
いざとなったらこれが正しいのかどうか
自分一人では解らない
こんな迷いも一緒に燃えないゴミ袋に入れてしまえれば
今の自分にはならなかっただろうな