詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
戦う日の前日は
浮き足立って
落ち着かなくて
不安になって
情けなくなって
怒りが沸き起こって
吸い殻が山のように盛り上がって
話相手も寝てしまって
逃げ出したくなって
喉が渇いて
自分一人眠れなくて仕方がない
何で君はそんなに高イビキで眠れるの?
鼻、つまんでやろうかな
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
耐えられない程に傷つけ合ってたね
気持ちを素直に表せないからすれ違ってばかりで…
悲しい現実を乗り越えないといけないね
二人が望んだ新しい命を散らした事
本当に愛する君を幸せに出来なかった事
僕にとっては最大の罪
もう悲しみも苦しみも与えたくなかったのに
君に付けた傷
悲しみ
苦しみ
涙の跡
僕に償うことをさせて欲しい
二人で結った絆を取り戻したい
もう何者にも何物にも崩されないくらいに強く強く
君にもう一度微笑んで欲しい
君の笑顔は幸せそのものだから
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
新しい携帯電話を片手に
新しい鞄に服を詰め込んで
新しい街に新しい住家を見つけて
新しい仕事に出掛けて
新しい生活を始める
もう新社会人って年齢では無いけれども
これからは新しい自由を手に入れる
自分の為の戦い
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
離れているのは体だけ
心まで遠くにした訳じゃないのに
何故なんだろう
いつでも会える距離に居ないせいか
気持ちにズレが出来かけている
会いたいな
いつも近くに居て欲しいな
片付けなきゃいけない荷物が多いから
今すぐ行けないんだよね
空を飛べる靴があるなら
手をつないで何処までも行くのにね
その靴を君にプレゼントして
君からも飛んで来れる様にしたいね
それで一緒に荷物を片付けて
燃えるゴミの日に出してしまいたいね
僕は一人でも生者のゴミと闘えるけれど
君がそばに居て支えてくれたら
何があっても負けないのにな
だからそばに来て一緒に闘って欲しいな
君は君の自由の為に
僕は僕の自由の為に
二人で二人の未来の為に
どうして君と出会う前に生者ゴミと出会ったんだろう
何だか心が痛い
もっと早くに会いたかった
後悔はまとめて死ぬ時にする筈だったのに
君と早くに出会えなかった事と
生ゴミと一緒になった事は物凄く悔やまれる
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
犬や猫になれたら
自由気ままに
己のプライドに従い
自由気ままに生きる事も叶うのに
鳥になれたら
何不自由なく空を飛び回り
番いになれば
他のモノに目もくれる事無く愛して生きて行けるのに
人として生まれ
生きて行く事に感じる窮屈さとは
如何に苦しいものなんだろう
疲れを感じる事無く生きて行ける強さと意志
それはどの時点で形成されるのだろう
誰か答えを下さい
そしたら
今の人と共にそこまで戻って
やり直すのに
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
新しく買って手に入れた
携帯電話
色々いじくり回し
音楽を取り込み
壁紙を設定して
目覚ましを決める
自分好みの色に変える様は
恋によく似ている
新しいタイプが出たら
機種変更して
また自分色に染めて行く人
愛着があってなかなか
捨てられない人
古い機種を大事に取っておく様は
未練があってどうしようか悩む人
携帯電話がなくてはならない
今の時代
恋もやはりなくてはならない時代らしい
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
陽が長くなった分
君を想う時間が増えた
いつも想ってない様な言い方でごめん
夕陽を見れば見るほど
早く君の待つ部屋に帰りたいと想うから
余計に想ってしまうんだ
君が居ない部屋は
君に電話して
ここを君の居る部屋にしてしまう
そんな僕の一人の夜の部屋
必ず君が居る部屋にしてみせるよ
近いうちにね
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
いったい何が僕たちをこの世に引き止めているのか
もう未練も何もないのに
ただただ生きるだけの毎日を繰り返す
そんなのはいらないのにね
でも生きていかなければならない
もう少し頑張ってみようかな