詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
これが運命というのなら
これが必然というのなら
これが現実というのなら
私はそんなの認めない
たとえそれが狂気に満ちた我儘でも
このまま堕ち続けるのが人生なら
此処でもがき続けるのが日常なら
意味なんて全て色褪せても、何も変わらないと思うから。
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ね
ねぇ
あのね
友達って
儚いもの
だってね
どんなに
楽しい
時間を
共有
した
ところで
しばらくの間
離れてしまえば
次会ったときは
もう別人で
話せなくて
関われない
そんなもの
それくらい
だけなの
寂しい
ずっと
友達って
笑って
いたのに
それとも
寂しいのは
私の方だけ
なの?そうなの?
だからそう
友達って
そんなもの
あの頃のあなたは
どこ?私が
好きだった
君は今
どこ?
こんな経験を
今までたくさん
してきた
だから
今度こそ
これこそ
運命の5人
永久の友達
って
約束したい
約束して
絶対に
離れないで
私は皆が
大好き
なんだ
から
ね
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苦しみから目を逸らすだけの行為・繰り返す日常
こんな命を明日へ繋いでいるのはきっと
見えないほどの細い糸
今にも切れてしまいそうな、頼りない希望
失望するのは当たり前で
それを隠して生きるのはもっと当たり前
歪んだ瞳で世界を視ているのは
私だけなのか、誰もなのか
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やりきれない思いが膨らんで瞳から溢れ出すの
生温かい雫が服を濡らして
現実なんて、どうでもいいよ、って
毎日なんて、棄ててしまえば、なんて
何かに引っ張られる私はそのまま倒れて誰にも受け止められずに
堕ち続けた
そう、闇だって眼が慣れてしまえばそれなりの光と熱を持っていて
かえって私を混乱させた
自分が何処にいるのかすら見失って
周りなんて見えるはずがない
手を伸ばして伸ばして指先に微かに触れたあの温もりは誰のもの?
一歩踏み出したらそれが前なのかすら解らなかったんだ
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呼吸をしている感覚が無くなっていくのが心地よくてさ
音楽だけが聴こえてて
耳しか存在感がないの
真っ暗で
闇に溶けちゃったみたいにさ
この時間が
どうしようもなく
好き、だ
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中途半端に消えかけた私
ストレス?寝不足?原因は
きっともっと根本的なもの
笑顔かぶせて
探る本心
嘘つきは誰?
妄想はどんどん
大きく、黒く、汚く__…
あはは私は
こんな心の持ち主
どうにかなってしまいそう
実際ほら、自分で何言ってるのかもわからない
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初めて知った
夜の町って
甘い匂いがするんだね
初めて知った
夜の町って
いろんなものを映すんだね
暗いけど 疲れるけど
風はけっこう涼しくて
初めて知った
夜の町って
全部許してくれるんだね
転んだことが馬鹿みたい
身なりなんて関係ないんだね
でも やっぱり
独りだからだね