与末居の部屋
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[132] 認
もっと早くに
こうすべきだったんだ
自分の存在を
罪だと感じた あの夜に
2006/02/25 (Sat)
[133] 逃げ腰
とても大事に思ってた人
互いになくてはならない
存在だった
なのに
何もしてやれなかった
目の前で
ただ見ていただけ
卑怯者と呼ばれても
仕方ないよね
ただ逃げたいだけさ
2006/02/25 (Sat)
[134] 託
どんなにか
辛かっただろう
誰も君を
責めたりはしないよ
何もかも失ったとしても
未来だけはまだ
残されている
君を未来につなぐ何かが
2006/02/25 (Sat)
[135] 躍動
考えるより先に
体が反応してしまう
まるで 糸に操られる
マリオネットのように
でも ダメなんだ
頭で心で拒んでみても
体が激しく求めてしまう
あの怪しく淫らな
麻薬みたいに
止められないんだ
2006/02/25 (Sat)
[136] 漆黒の闇
悲しみと
絶望と
恐怖と
全てを呑み込む黒い闇
虚無
2006/02/25 (Sat)
[137] ね 帰ろうよ
昔の事なんて分からない
今しか知らないもの
今しか見ていないもの
だから今の貴方が好き
昔なんて関係ない
大事なのは「今」だよ
だから戻っておいで
私の所へ みんなの所へ
ね 帰ろうよ
ね 戻ろうよ
本当の貴方の姿に
2006/02/25 (Sat)
[138] 尊敬と愛情の区別
特別な感情
それは “尊敬”
君の意志の強さを
逃げずに立ち向かう
その勇気を
応援したいと思ったから
でもそれは
“愛情” なのかな
2006/02/25 (Sat)
[139] 後で悔やまないように
たとえこの罪が
許されなくとも
たとえこの行為が
報われなくとも
傷つくことを恐れず
決して強くないけど
なにもせずに
後悔はしたくない
2006/02/25 (Sat)
[140] 返恩
もしも
守りきれなかった時
苦しむのは 誰であろう
その優しさが
アダになる事もあるんだ
2006/02/25 (Sat)
[141] 証明
人生 存在した証
あの人が確かに
生きていたことを
誰かの記憶に
留めておきたかった
ただ それだけなの
2006/02/26 (Sun)
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