詩人:与末居 | [投票][編集] |
毎日お手入れ大変よ
見てくれとばかりに
キラキラネイル付け
派手色に着飾っては
スベスベお肌見せて
ハダカを見せて挑発
心は奇麗にしなきゃ
見た目だけじゃ ね
詩人:与末居 | [投票][編集] |
誰もが最初は
点だったと思う
どれが点だったのか
いつの間にか
線で繋がれていた
両親が居て
線で繋がり
祖父母が居て
線で繋がり
そのまた前にも居て
線で繋がり
私は伴侶を見付けて
線で繋がり
娘息子が出来て
線で繋がり
孫が出来て
線で繋がり
孫の子が出来て
線で繋がり
どこまでいくのか
どこまで続くのか
見当は付かないけれど
詩人:与末居 | [投票][編集] |
こよいもまた
あえまする
貴方だけしか
見えない
貴方だけしか
愛せない
恋の呪文
そう言って
別々の道を
歩き始めた
振り向かず
去ったはず
だったのに
やっぱりやっぱり
戻ってきちゃった
収まるところには
収まる必然なのね
詩人:与末居 | [投票][編集] |
ただ貴方に逢いたくて
恋い焦がれ待ち続ける
年に1度だけの逢引き
逢わない間も ずっと
思いをつのらせるのよ
貴方を思い続けてるの
たった1度だけという
制約の中で誓約するの
貴方を愛し続けますと
詩人:与末居 | [投票][編集] |
何度目かの争い
振り返っても
反省しても
同じ事の繰り返し
限りが無いと
言われていたものは
実は限りあるものなのだ
そう気付くのが遅すぎた
若い者たちは
後の世代のために
しなければいけない事が多すぎて
何から手を付けていいのだろう
もう始まっているのに
終わりは確実に
近づいている
poem2021企画詩