詩人:Kuro | [投票][編集] |
ウルトラマンのように
やられそうになっても諦めない強さに憧れた
仮面ライダーみたいに
どんな巨大な組織に向かって行く勇気に憧れた
戦隊ものみたいに
仲間と協力し勝ち続ける、そんな信頼に憧れた
ゴジラのような
全てをねじ伏せる力強さにも憧れた
結局
大人になるにつれ
忘れてきてしまった
ホントは大切な事
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一度は本気で好きになった人だから
たとえ今は別れて
お互い違う人に出会っていたとしても
君の悲しむ顔は見たくない
君が泣いてたら、また慰めに行ってやるし
泣かせた奴もぶっ飛ばしてきてやる
君と一緒に遊ぶ時は
ずっと笑顔でいさせる自信だってまだある
だけど、どんな時でも、
僕が君に触れることはない
それは、
いつ壊れてもおかしくない壁を
僕らはあの日からずっと守ってるから…
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綺麗なものを素直に
「綺麗だ」
と言いたい。
好きな人には誠意を持って
「好きだ」
と言いたい
嫌なことは正直に
「嫌だ」
と言いたい。
目に余る行為は勇気を出して
「ヤメろ」
と言いたい。
自分の弱さにだけは
もう負けたくないから
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綺麗なのと
可愛いのどっちが好き?
ってよく君は聞くから
僕は
可愛いの
っていつも答えてる
でも、
ホントはそんなのどうでもよくて
君が笑っていれば
俺にとっては
どんなものより素敵なんだよ
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相手を想うあまり
傷つけてしまうことだってある
そんな一方通行な
自分の気持ち押しつけて
勝手に満足してる
自分の行為が正しいと思い込んでる
相手の反応に気が付きもしない
だからいつも相手からの返事は返ってこない
僕の思いは
一方通行だから…
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なにが楽しくてここに居るの?
それとも
なにかが悲しくてここに居るの?
分からないけど…
僕は少なくとも今は
楽しくも
悲しくもない
よく分からないけど…
ここで、
こうして、
静かに今は居たい…
初めは
いろいろ持って
ここに来たはずだけど
もうほとんどないし、
もうすぐ
ここにも居れなくなるから…
それまでは
こうして居たいんだ
いろいろ見て
いろいろ聞いておきたい
もう時の流れに
飲みこまれてしまうから
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君が眠る頃
僕は詩(うた)を描く
その日
なんとなく感じたことを思い出したり
残しておきたいことを詩にする
くだらなくてもいい
つまらなくてもいい
毎日が平凡に過ぎてく事が
本当は…
一番大変だって気がついたから
めまぐるしい世界と
明日の見えない時代の中で
明日の夢を見ながら
今日の思い出を詩に描いていられるから
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あの日君は急に窓から飛び込んできたね
その大切な腕が酷く折れ曲がってた
でも君は
病院の先生が手をやくほど暴れてたよね
その日から僕らは一緒に暮らし始めた
初めはご飯すらなかなか食べてくれないから凄く心配したんだぞ
3日目でやっと食べてくれた時は、飛び上がるくらいうれしかったんだ
それから二ヶ月はとても楽しかったよ
なかなか外には行けなかったけど
いろいろ話し合ったよね
だから君の傷が癒え
元の世界に帰ってしまうことが寂しかった
僕の両手から力強く大空へ飛び立った君は今
どこで、何をしていますか?
元気ですか?
あの日から僕の部屋の窓、
晴れの日なら開けてあるから
寒かったらいつでも帰って来ていいよ
いつでも待ってるから
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雨が降った
曇り空眺めながら
帰り道の心配してた
憂鬱で寒いし
なんにもなかった一日
そぉ、思いながら
帰り仕度
校門を出た時
急に君は僕の傘に入って
「傘持ってなくてさ、駅まで入れて」
だって…
電車が来るまで
ずっと会話が途切れないように一生懸命だった
別れてから
ちょっと休憩…
ビショ濡れになった右肩を気にしながら
君が濡れなかったことにちょっと自己満
また寒くなってきたなぁ
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久しぶりに
思い出したんだ…
人を好きになるのって
こんなにも
怖い事なんだって
嫌われるのが怖かった
気持ちがバレるのが怖かった
急にいなくなってしまうのが怖かった
本当の自分を見せるのが怖かった
また人を好きになってしまっていくこと…
怖かった
それでも好きなのは止められなかった
怖さなんて気にならないくらいに…