詩人:黒神仁 | [投票][編集] |
僕はもう帰ってこない。
キミに僕のお気に入りのイヤリングをあげよう。
キミは絶対に返すと言って受け取る。
でもね?
それはキミが僕にくれたんだよ。
僕は
ボクは帰ってこないのでしょう。
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ミズヲ、イッパイクダサイ。
あァ、コレで少し潤いました。
私のひび割れはなくなりました。
ミズヲ、イッパイクダサイ。
あァ、コレでまた少し潤いました。
私は何人に踏まれようと平気です。
ミズヲ、イッパイクダサイ。
あァ、コレでまた少し潤いました。
私は浸り始めました。
ミズヲ、イッパイクダサイ。
あァ、コレで限界みたいです。
アリガトウゴザイマシタ。
私は完全に沈みました。
私が渇くのは当分先でしょう。
ワタシハカラカラデスガ。
ミズヲ、イッパイクダサイ。
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優しい太陽が僕を灼く中で僕はコウモリの羽根を付けて怪獣を八つ裂きに。
狂った月が僕を食らう中を僕は鳥の羽根を付けて勇者を八つ裂きに。
キミにとって天使って?
キミにとって悪魔って?
そして僕は誰?
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一夜で消えるは夢。幻。
一時で消えるは愛。情。
一瞬で消えるはキミか僕か。
消えないことを願うのも次には消えるのだろう。
時が一を消して時が零を生む。
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永遠が欲しくて闇に呑まれたんだ。
全て捨てて闇に呑まれたつもりだったのに!
嘘臭い光が嘘の闇を照らしたあの日までは。
あの日僕は知った。
僕は捨てたつもりで一つも捨てるものが捨てられるものがなかったことを。
だから今度こそ全てを捨てる。
永遠に。闇に。僕は今なろう。
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愛に満ちた鎮魂歌が流れるこの世界は僕等に何を求める?
大声で笑うキミが隣に居れば僕は何も求めなかった。
世界は僕を求めたのか。
今や隣には夢しかない。
さぁ、僕は世界の求めるがままになろう。
さぁ、世界、キミは何を望んだ?
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時はただ動く。
僕はふと月に手を向ける。
月をあと少しで掴める。
明日には掴めるか。明後日には掴めるか。
ただ月を微笑み、
時は動く。
僕の終わりの始まりを運ぶがためにか。時は動く。ただただただ。
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私は何処まで嘘をつく?
私の嘘でどれだけの人が傷付く?
一人か?百人か?
幾人を傷付け、なお私は嘘をつく。
嘘で自分を偽りながら。
何時かホントの私に誰か気付いてくれるのを信じ、
私は何処まで嘘をつく?
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永遠の刹那。
僕は夢を見る。見ていた。
終わりなき永き夢と思っていた。信じていた、けど、もう終わる。呆気なく、美しく。そして無様。
夢が壊れゆく中で僕は、僕がいかに偉大でちっぽけかを知った気がした。リアルの鐘が音を夢を響かせる。