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さららの部屋  〜 投稿順表示 〜


[470] 選択権 自己決定権
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彼の人生は

生まれた時から

決まっていた


養鶏場の主


卵売り


彼は十歳の頃


その事を知った


テレビもラジオも本さえなかった


養鶏場以外の外を


背が高くなるまで知らなかった


ある自然災害が発生し


彼は生まれて始めて


養鶏場以外の外の地を知った

様々な事実を知った


彼はその数年後


養鶏場 以外の土地に住みたいと伝えた


反対された


お前は卵売り


養鶏場の主となると


生まれた時から決まっていると





真夜中


彼は風呂敷に少しばかりの荷を包み背負い


ひたすら


養鶏場外の


太陽昇る方角へ走り続けた


彼は 養鶏場へは一生


帰らなかった



彼は 自分の生を



自分で選び決めたのだ



2012/05/12 (Sat)

[471] 灯台照らす詩
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灯台 照らした


闇のなか


一瞬


照らした



波の音





朽ちた灯台


照らした



朝になると



その灯台


朽ちて


使われてはいないという



灯台


一瞬 照らした


そこに詩


存在すれば


何と詩う



何と在る







2012/05/12 (Sat)

[472] 包帯巻いたイルカ
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シナリオ通りには
いかなかったさ


シナリオなんて
なかったさ


彼は役者だっていう

相変わらず役者だって

言ってる


包帯の匂い微かする


アクセス先は


シナリオ


シナリオ違いの流れ


やっぱり


舞台だって言ってた


彼だけの舞台


ただ観客は


客だけで無く


その舞台で伝える


時間帯変えて


だんだん


海の色


だんだんイルカの泳ぎ


シナリオには無かった


展開



そこから抜け出した未来が在


抜け出せたのか


包帯巻いたイルカはもう居ないのか














2012/05/12 (Sat)

[473] ウクレレ遠き星まで
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ウクレレの音 聴こえ


せつなく ひびく



星と星の間まで届くよに




宙の何処の島へ


ウクレレの音


届く未来


在ってもよい















2012/05/12 (Sat)

[474] 旅の気の便り
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椰子の樹の下
夢の果実


トロピカル
ジュース


暮れた陽の影から薫る


知らぬ島の音 姿


切手に印して在る


旅という時の届


送りもの


この島でも


旅を知ることは出来る


旅するため歩くこと禁じられても


旅と同じそのエナジー

吸収し識ること出来る



木漏れ風受け

風鈴鳴る


さみしさ感じないよな

旅の気の便り


自身が送らなくてはならない













2012/05/12 (Sat)

[475] 修復力
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難解な言の葉
駆使したようにも見える
詩人さんの詩を詠む



彼か彼女だか判らない
文章化した詩は
自己カウンセリング超えて


自らを治癒という
葉の流れに乗せ


詩のなかを時に泳ぎ
歩み


時に宗教のように

時に歴史の海 航海する舟のよに

時に若葉 育つ時の公園
ベンチ 時のバス停で

時にキッチン草原の庭と変わり

そこで詩うその姿

治癒を促すよう生じたような言の葉の流れ


そこで言語、言葉はそこでただ難解なものとし存在するので無く

傷つけるものでも無く


修復力さえ与えるものとし存在している













2012/05/13 (Sun)

[476] 物と共存する人間
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今の若者たちが生まれた頃は

物が溢れた時代に生まれ

物欲はあまり無いという


その代わり核家族環境で育ち

離れ暮らした祖父母を想い

その愛情を求める

物欲より求めるのは

心、愛情


それはありがたい姿だと想う


しかし

物欲も必要だと想う局面に接する

(それは衣類ばかりいつでも買い込みクローゼットのなか入り切らないというような物欲では無く



人間は人間に溺れ切ってしまう それは一時期なら成長の証であり必要なのかもしれない

しかし いつまでも いつの時も人間が人間に溺れ切って 大切な魂 衰弱させてしまう事は避けなければならない


物を欲しいという姿も様々な在り方がある


必要な物を求め欲する時 その物の存在とは


単なる物では無く大切な存在となる


人間に溺れ過ぎてしまっている時は


大切な物を探し求めて欲しい


その間 人間関係のことを忘れてしまうくらい


その物との関係を繋いでみて欲しい


自然と共存する人間の在り方のように


物と暮らす人間の在り方 を

自然が地球が生み創り育んだ創造なら


物は人間が生み創り作り造った創造物


それは文化との接点


けして人間を避けていけと伝えてはいない



物と共存する人間の在り方


文化との繋がりは人間の在る在り方と繋がってゆく

そこには人間関係に溺れてしまうような姿は無く













2012/05/13 (Sun)

[477] 大切だから
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けして傷つきやすい環境にしてはならない


それはどの場でもそうだ


液晶画面を一日


2時間以上 閲覧すれば


うつ脳に
なりやすいとの報告



小さな子供の前、悪口を一日中
流し放しの大人は


診療内科に向かわなければ


その子供のメンタルは護られはしない


助けストレス解消の酒は
ある線超えれば在る度を超える



注意書き

“詩を投稿する際、恋愛内容は避けて下さい。トラブルの元となります。


否定できないかもしれない
________________

前詩の、物との共存について


物にとりつかれ様々な物に溢れ

人間関係が希薄になったのではないかと意見投稿が以前在った


それは人間関係もそうだと想う

・人間関係の過食
(けして対人関係善くはならないと思う)

・文字を読み過ぎた過食
(文章力がつくどころかちぐはぐな文章癖がつくという)

・学ぶためと一日中液晶画面
(脳にヘロイン、アルコール中毒症と同じ兆候が顕れるとの報告)

・健康食品を過剰に食べ過ぎた過食
(健康食品は適量範囲が健康をもたらし過剰となれば害となる)
_________________


原始時代

物も何も無い

食べる物を見つけるだけで

小さな子供はママと二人きり

ママは言う

ママといつまでも
いつまでも
二人きりで過ごしていこうね
他には“何もいらない

いつもママと一緒よ
君が大きくなっても
“ママだけと一緒

いつまでもよ



この感じが他の場で発症していたなら

病となって当たり前で

気づかなくてはならない


“大切だから





2012/05/13 (Sun)

[478] 蓮華草を編む
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気づくと蓮華草の時期は
過ぎたのかな


小さな頃
蓮華草編んで
よく遊んだよ



見に行かなかっただけで
今でも咲いていたのかもしれない


あれから様々な物事増えた


僕は身体の病から
動けない時はネットをした


リア充で無く
ネット充のような日々だった


リアルの充実さを求めて
ネットで探したりした



リアルで君やあの人と話すこと何回か考えたことが在る



蓮華草の花を編んだだけで
楽しいと想えた世界


少し想い返す












2012/05/13 (Sun)

[479] 夢と障害
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いろんな障害がある


外に出ても
ある場には居てはならない


あのよくある植物には
近づいてはならない


沢山歩いてはならない

運動も避ける様




様々な障害は存在する


お金が無い

時間も都合良くは使えない

外出内容次第

家族からの信頼を損なう


空は近い
雲 すぐ辿り着く


星は人間の間隔では
まだ遠い


月は案外 近い
自転車で向かったなら
想ったより早く着く



希望はそれは小さな石からも生まれ


大きな宝石掴んだとしても時に失う


“夢は夢のままだと

“夢のまま

だと現実思考から伝えられる


夢のまま眠ってしまわぬよう
起きたなら


絵の具と筆を揃える
楽器屋へ探し求める
受験するための参考書を見つける
覚え把握し身につけるためその環境へ向かう


叶う叶わないより

何もせず夢のまま眠っているより

起きて現実へアクションかける



それは君の好きな人に対してもそうでしょう


ただ相手が君のこと好きでもそれが恋愛感で在るとは限らない


南の島 北欧に行きたくても
ドクターストップがかかっている


あの娘の憧れの職業は
花嫁さん
理由は花嫁にはなれないと想っているから

酸素ボンベと何本か身体に繋がったままの管
ベッドの上、長年過ごしている


ネットはできる














2012/05/13 (Sun)
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