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さららの部屋


[372] 哀しみの中の自己確認
詩人:さらら [投票][編集]

 


性暴力を受けた後


躁鬱になりやすいという


内容によりけり


乖離気味となり



何でも話せない


専門家以外


聞いた人まで類似した


メンタルを体験して壊してしまう



感情鈍麻となり



たぶん苦しみのあまり狂って


寂しいなど想うこと無かった


トラブルさえ無ければ


安堵して眠りについた


最近


内科の別治療薬が増えた副作用のせいか


恐怖心わいて


安定剤を時折 飲む



段々と 今まで麻痺させて


気づかなかった


寂しいという気持ちに

やっと気づく


もしかしたら

普通の人に戻ったのかもしれない


様々な表現により表れた

自己確認は

大人気無く

様々な年齢をあちこち

さ迷ったよに



あなたたちの自己確認は


素敵だった


魅力的だったその存在



寂しいと 気づいた


やっと 普通に

まともになれたのかも

しれない

自分を麻痺させ


戦ってばかり来た


いったい君は

何がしたいのと



寂しさは 何かに


気づかせてくれるのだろうか


それを悲しいとか苦しいというものに


したくは無い


やっと人間らしくなれた


その姿は


麻痺させた時より


もっと弱いのだろうけど













2012/04/13 (Fri)

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