詩人:ℒisa | [投票][編集] |
16歳の秋
初めてのセックス
ちびで白髪のおじさん
お金を貰った
初めてのバイトで
一生懸命1ヶ月
働いたお金よりたくさんのお金
人生を壊すのは
簡単だ
自分を壊すのは
簡単だ
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
青から赤に変わる
点滅時に
ひかれてしまいたいと今まで何度思った
幸せを感じられるのはほんの一時で
後はチクチクと痛む
闇に飲み込まれるのは簡単だ
明かりを繋いでくのは一人では難しい
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
みんな優しくないね
困っていても
見ないふり
電車の席も
譲らない
ぶつかっても
謝らない
泣いていても
知らん顔
みんな優しくないね
私も絶対
人に優しくなんて
してやらない
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
バカバカしいと
思いませんか
生きる事
どうせ
すぐに終わってしまうのに何故
儚い命の中で
ちっぽけな人生を
大袈裟に生きるのです
どんな人にも
必ず死は訪れて
天国なんかなく
地獄なんか
あるはずもなく
おばけや幽霊にはなれい私たちは
ただその辺の石や砂や土の様になって
終わるだけ
忘れられても
寂しいとさえ感じない
ただその辺の
石や砂や土の様に
なるだけ
美人も天才も金持ちも同じ様にね
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
うまくいかない・・・
うまくいかないから
全部壊してしまいたかった
ひとつ壊したら
本当に全部崩れていった
何もかも全ての歯車が噛み合わなくなって
全部支えておく力なんかもう
無かった
共に支えてくれる人も
もう居なくなってた
もう本当に本当
本当に
本当に死んでしまいたかった
死んでしまいたかった
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
ひとつ産み
ふたつ産み
私の世界を作ろう。
枝葉に分かれて広がっていく
私の世界
それはとても幸せな事。
今度こそ本物の。
親しまれず
愛されず
信じられず
許せずに
寂しい人だったけど
これからは
ちゃんと出来る。
きっと
出来る。
孤独も不幸も涙も痛みも
美化してしまうのはよそう。
ちゃんと
繋がろう。