詩人:ℒisa | [投票][編集] |
期待しなければ
腹も立たない
腹の立つうちは
手放しちゃいけない
適当な気持ちで
真剣な言葉を
貴方に贈ろう
意味があるのは物事の
ほんの上辺だけだから
いつどこでだれと
何をしたかを
人は知りたがってたけど
いつどこでだれと
居たかったかが
私には重要だった
夢見事ばかり言ってるから現実に何も築けなかった
解っていたが
それがなんだと云うんだ
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『いつか』がいつからか
『あの頃』になってた
『今は無理』が
いつの間にか
『もう無理』になってた
『今からでも』
そう
遅くないかな
今からなら
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本当に辛い環境に置かれてる人が呑気に嘆きの詩なんか綴ってる訳がない
後々綴ったとするならきっと逞しい詩だろう
十数年しか生きていないような子供達がまるで解ったかの様に憶測で人生の失望を謡ってる
大人でもないのに子供に戻りたいだなんて駄々っ子してるようだから
一度や二度の失恋で真実の愛とやらを語りだすんだ
笑っちまうよなぁ
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夢の中の暮らしが好きだ
大切な物が揃ってる
そうでない物も全て
私の物
私の世界
ふと思い出す昨日の夢
またあの人の夢
またあの場所の夢
またあの頃の夢
また懐かしい知らないはずの景色
無意識に心を染めた数々がここにある
実態も意思も
ないくせにあたたかい
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具合が悪い事を理由に休んだ
休んだって特にやる事も無かったし
休まなくたっていつも通り動ける程度だった
周りからも自分からも
責められない怠け方
言い訳にはちょうど良かった
てきぱき働いてる様に見える
朝のラッシュや交差点でぶつかる肩も
なんだか大人しててかっこ良く見えてた時期もあった
ただただ時間に鞭打たれてる
疲れ果てて優しさもすり減らしてしまっている様に
見えてきたのはいつからか
自分もそうだと気付いたからか
雲の流れがやたらと遅く見えたのは
あぁ
どうしてかな
訳も無く泣きたい気持ちは
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夏が終わる臭いがした
私が終わった日の臭いだった
胸が苦しい
あの時の悲しみが込み上げた
積み重ねたのに
終わってしまった
本当に欲しいものじゃなかった
生き苦しい日々を
少しでも生きやすく
生きたかっただけだった
ごめんね ママ
私を汚して
私を壊して