詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
心境 / 人生を勘違いして今至り親失いてから己が人生
昔々で始まる話 / ひそやかに幼心は頬を寄せ淡く切なく恋は始まる
行かないで / 遠ざかる君の形をおし抱きこんなにまでも好きなのだと知る
ひとりごち / 指先の描き出す紅滲む紅染める鼓動の君が旋律
ねつさまし / 俺なんか夜空の果てのひとしずくただそこに在り知らぬ間に消え
恋し島 / 島薬下げて泡沫酔い岬残波の調べ胸に押し寄せ
さくら / 街道の桜競いて染まる春
朝暮 / 茶を捧げ湯気の向こうの母と笑む
次は何色にしようかなぁ / 腹減った頭のプリンに唾がわく
居留守番 / 息潜め布団の中で君を待つあちこち探す声聴けるまで
ばいばい、忌野清志郎・・・ / 激動の昭和・平成共に生きロック・スターは永久に輝く
想い / いつの世もただそう胸に抱き今をゆく
未来をめぐる帰還 / 星の海泳ぐ暇のrecorder選ばれし者地に足を着け
未来をめぐる帰還 / 闘ってまた闘って歌い抜き永遠の母空に微笑む
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
おお神だ/好きだ
おお神が来た/あなたが好きだ
少年は毎日/僕は毎日
村人に伝えた/あなたに捧げた
少年は毎日/僕は毎日
村人は信じない/あなたは戸惑い
そして少年は/そして僕は
神に召された/あなたに嫌われた
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
声に声をかさねて
多重録音が描く
深みと癒し
エンヤエンヤで
エンヤラヤ
詰まったときの
歌姫の
母の手に似たヒーリング
思えば恋のプロセスも
好きだよ好きだよ
大好きだ
声に声をかさね合い
恋に恋をかさね愛
君も僕の塞いだときに
母をも超えるヒーリング
縁や縁やで
君がええんや
懲りずに告げる
君が好きだよ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
雨粒を写せば星屑が光る
街灯は一等星のように浮かび
車は途切れ途切れの天の川
闇に光を放つもの
繋がらないSHは
心のままに物語を映し出す
タバコを買いにまたぶらり
無秩序に切り抜く風景
指先の火垂るを泳がせながら
道すがらギチギチと鳴き真似れば
台湾栗鼠が木々を跳ぶ
ひとけがないので遠吠えてみたが
これは自爆だった
やって来る毎日
やり過ごす毎日
過ぎ去りし毎日
どこを踏んでも吹っ飛ぶ
可愛い地雷原が僕を包囲している
YOU、元気か?
往復10分のぶらり旅
三本の火垂るを空に放ち
数枚の画像を手に入れた
気付かぬままに涙
僕の闇に輝いてくれる光
いつでも僕のゴールに微笑む誰かさん
どんなにキラキラしてるか
ぶらりぶらり
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
君のはどこにあるの
その強い眼差しの下
かわいい鼻
噛んでしまいたくなる唇
胸に隠したそれ
右 それとも左
それとも
悩ましいね
スィートなウィッチ
ねぇお願いだよ
僕に押させて
僕だけに押させてよ
だって
僕のは君だから
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
思い出の庭
ああ君が咲く
偽りなき 白
果てしなき 青
恐れなき 赤
終わりなき 黒
心泉のほとり
ああ君が咲く
君は正しい
君は美しい
君は素晴らしい
君に理由は要らない
この人生に
ああ君が咲く
その色に涙は消え去り
その棘に痛みは消え去り
その香りに罪は消え去り
ほらこんなにも君が
君が咲き誇る
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
道端で泣いていた
タンポポのたね
雨にうたれて
もう動けない
誰かの想いが夜を越え
ゆっくりと世界がかわる
僕はただ足跡を
今を生きる証を
ポケットに君をつめて
毎日を歩き続けるだけ
あの日泣いていた
タンポポのたねは
知らずに靴底が運んで
僕のそばで芽吹いたよ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
ハアハアは
年中しているけれど
肝心なドキドキや
キュンキュンが欲しくて
僕はずっと
君に話しかけるんだ
それは僕の心臓がまだ
動いてるのを確かめるため
そうだよ
君で生きてます