詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
光りに浮かび
闇に沈み
心はたやすく
ひらひらと
でも
それでもいいさ
閉じれば闇
開けば光りに導かれ
肩の力を抜いて
コーヒーでもどう?
瞬きのような物語が
あっても不自然じゃない
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
なんて言えばいい?
そうだなー
勿体ないから
楽しく歌おうじゃん
俺の知ってる歌は?
二、三曲つきあうから
それ歌ってお開きとしよう
ほら
あいつに伝える肝心な時
そんな声じゃ
百年の恋も醒めちゃうぜ?
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
もちろん逢いたい
でも今は我慢だ
もし来てしまったら
もう二度と戻れない
だって帰す気ないもの
向かい風の未来
今の背中じゃ足りない
君は避けきれない
だからもう少しだけ
あとちょっと強くなろう
手を繋いで越えられるだけ
祝ってくれる人は
多い方がずっと幸せだから
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
おーい!
まだ生きてるか?
落ち着いて問題見なくちゃ
設問と解答欄
ズレてるよ(笑)
相変わらず
算数苦手か?
公式にたよるなよ
同じ答えはねーよ
人生は計算通りには
いかないんだから
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
あとから込み上げた
初めて僕を(?)
名前で呼んでくれた
状況はこの際ガマンだ
どうであれ
素直にうれしい
笑えない皮肉も含めて
色々楽しませてくれる
彼女はとても
かわいいのだ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
君によく言われた台詞
君に贈るよ
『まぁ、がんばれ!』
自分と向き合うしか
ないからねぇ
鏡を見て
いい女を怠るなよ!
〜・〜・〜・〜・〜
鏡の中からこんちは!
毎朝君が髪を梳く姿を
まじまじ眺めちゃって
鏡に生まれてしあわせ
毎晩のお風呂上がりは
照れて曇ってばかりで
君が何かを問いかけて
答えずに見つめ返して
映し出すだけで精一杯
ちっともお役に立てず
でもコツコツ磨いては
笑顔で迎えてるんです
明日もちゃんとここで
ずっとずっとここで
君が笑えばいいんです!
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
迷える子羊のために
この扉はいかなるときも
開かれているのです
静かな微笑を湛えた
老神父の背後には
完璧な防犯システム
病めるかな現代社会
僕らには扉など
最初から存在しない
怖いのは僕も同じ
生き抜いていく不安
先立つ物に欠ける現実
でも偽りなく
誰かの為の故郷でありたい
極上のおかえりを忘れない
そもそも迷いはあれど
軟な子羊で終わる筈がない
羊飼いの出る幕ではない
見渡す限り緑輝く夢原
いっぱい味わってこい
僕は君を数えて眠る