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山崎 登重雄 の部屋  〜 投稿順表示 〜


[552] 糸3
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


結ぶのも糸

解くのも糸


解かれたのに

結ばれたという


解かれようか

結ばれようか

深き縁の紅き糸

2014/06/17 (Tue)

[553] 君のこと好きだ
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

間違いメールが元で、メル友になる。

応援から恋。

そりゃ無理だわな(笑)

でも嫌いじゃない 嫌いじゃないから

メル友固定。

考え直そう。

お互い好きだと自覚している

でも立場上、交際はできない

メル友固定。

彼女に悪いから

ゆっくりとフェードアウトしよう。


。。。詐欺だったらどうしよう。。。

うん、笑うしかないね。

2014/06/21 (Sat)

[554] 独りクローバー
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

球根から育てる

オキザリスという品種

大好きな四つ葉のクローバー

小さな紅い花

必ず四つ葉なのだ

通産4人の子供たちが毎日

微笑んでくれているようで

俺も微笑みながら

独りクローバー

2014/06/22 (Sun)

[555] 糸4
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

ああ僕はただ 有触れた

心を持たない 人形だった


長い間 絡み付いていた

あやつりの糸


箱から出るたび 知らない舞台へ

ただおろされて


繰り出す糸の 命ずるままに

何度も跪いて


ああ僕はまだ 有触れた

心を持たない 人形なんだね


あやつりの糸 僕の全てを

奪いながら


繰り出す糸の 命ずるままに

何度も跪いて


箱から出るたび 知らない舞台へ

ただおろされて


感情の糸はないから 未来を胸に

少しづつ 遺してる

表情の糸もないから 君の笑顔で

少しづつ 遺してる


僕が ここに いる事を

2014/07/22 (Tue)

[556] 糸5
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


人の世に人として生まれ

人の輪に人として生きて

人の上に人として終える


探して見つけるんじゃないんだ

最初から具わってるんだ

互いに求めて結び合うんだ


血の滲む思いをして

互いに認め合い

愛し合えるんだ


互いに滲んだ鮮血が

何度も何度も染め抜く

結び合えた紅い糸


運命の糸

みんなぶら下げて

だまって生きてるのか


結べ 結べ 結べ

解け 諦めるな 結べ

信じて 紅く 染め上げろ

2014/06/30 (Mon)

[557] 糸6
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


我武者羅に 糸を吐いて

この身のすべてを包まって

貴女の部屋で 繭になりたい

許されるなら

羽根なんかなくてもいい

すぐに抱きしめたい

許されないなら

繭のまま

焼き殺して・・・

2014/07/04 (Fri)

[558] 糸7
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


 君に見えるだろうか

 雨上がりの空に

 僕を見つけてね

 
 七色の糸で

 君を応援してる

 ずっと見守っているから


 ちょっと細くてさ

 すぐ消えちゃうけど

 ずっと見守っているから


 約束だよ

 ずっと見守っているから

 

2014/07/05 (Sat)

[559] 時計仕掛けの俺んち
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

 
 時間に囲まれた生活


 リビングに二つ

 カチコチ窓辺の置時計

 反対側に電子レンジのデジタル時計

 
 寝室に二つ

 テレビの上のスヌーピーの振り子時計

 反対側の壁にデジタルフォトフレームの時刻表示


 携帯の時刻表示と自分の腹時計

 今やミュージックプレイヤーと化した初期スマホ


 そしてこのパソコン


 時間に従い生活を営む

 9to5を家事に

 5to24をマイペースで

 
 腹時計には素直に

 人間であるように

 生活に時を刻みながら

 この家でカチコチ



 

2014/07/07 (Mon)

[560] 台風8号
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

 みなさんくれぐれも気をつけて!

 特別警報=死なないで下さい!だそうだ


 雨よ風よ雷よ 季節を告げる台風よ 穏やかに


 みなさんの生命・財産を護りたまえ

 
 自主防災の時代 早めの対策を


 ただ只管にみなさんの無事故を祈り念じて

              やま(。・_・。)丿

2014/07/08 (Tue)

[561] 愛し方
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


君のすべてを ただ愛してあげたい

前からそっと 抱きしめて

ありがとうと


ひとり佇む 君の背後から

ぎゅっとしっかり 甘えてみたい

ありがとうと


疲れているだろう 肩を揉むよ

それからうっかり 手を滑らせて

君のおっぱい しっかり触って


振り返り様に 君の平手打ち

僕の頬に 大きなモミジ

季節は早いが 紅葉したよ 高揚したよ


つまりは俺が 寂しがりで

こんな甘え方しか できなくて

謝るしかないよ ごめん


いつか必ず 泳がせて

君の身体で 泳がせて

溺れるのなら 君がいいんだ

2014/07/12 (Sat)
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