詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
街道を急行するサイレンを合図に
コトリと睡魔が落ちてきた
書きたかった詩は消えたから
読みたかった詩も消えたから
僕が眠るには充分過ぎるが
余白と空白に言葉を預けて眠るよ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
都合よく大きな看板があって
あなたの今いる場所はココです なんて
どこから来たかも
本当に行きたい場所も
全部書いてあったりして
ないない
ないよ ないない
自分自身の今いる場所
自分でランドマーク
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
俺は
やっぱりあなたと矢を交えたい
その前に
俺を倒さなきゃならない
約束だよ
その日まで生き残るから
あなただけが
俺の KING OF KINGS
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
ぼく宛てに 『よろしく』 と
しっかり 届きました
もう三時間も前から こんなに元気です
ぼくを動かしてくれて ありがとう
きみがいて また詩になる
詩がまた ぼくを動かしてくれる
きみはきっと 今日もお疲れ様だろう
でも頑張っちゃうだろう きみだもんね
心のままに きみは歌う
ぼくも心を きみに詩う
動いて 動かされて
動かしていく この毎日を
言葉がつなぐ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
生活に散らばる僕を統率
あなたの前に整然と隊列
掛け声ひとつで
明日へ突っ込んでいくだけだ
Call me now! Go! Go! Go!!!!!
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
日常を打ち壊す災害
夜明け前の静寂を破る火の手
たちまちに噴き上がる炎と煙
雨上がりだった
風が止んでいた
護られていると感謝する
近代消防を信じて待つだけの
凍える数時間
黒煙が白くなった
火の手を払う
人の手がそこにあった