詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
結加と愛斗へ。
毎日、楽しく過ごしているかな。
いつでも元気いっぱいに。
難しい事も、元気いっぱいに。
新一年生のその時を、楽しみに。
心から楽しみに待っているよ。
パパ、負けないから。
胸張って待っているからね。
晴と智へ。
君たちは、永遠に俺の子供だ。
住む世界が変わっとしても、
長男だし次男だ。
心の中にちゃんといるから。
いつでも遊びに来て良いよ。
その成長振りを見せてくれ。
気長に待っているよ。
ずっと、ずっと、待っているから。
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
諦めないぜ まだ8月
さあ出かけよう オン・ザ・ビーチ
最初からマーメイド
波に溶けよう
太陽の季節に 君がいるだけで
キラリ・ドキリ・ヒラリ・ニヤリ
僕の心は ぐるぐる回る
覚めやしないぜ 真夏の輪舞曲
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
目覚めたときの両腕のしびれ
朝ごはんの分量や食器の数
あのときの心の苦痛が
今はせつない愛情に変わる
君たちがいないから
しびれも片付けもとても愛しい
帰りを待つ毎日を
病気の奴と肩を組み
パパは頑張っているから
大きくなって帰っておいで
孤独じゃないよ
パパは諦めないよ
君たちと暮らす日を
ちゃんと夢に描いて生きている
孤独じゃないよ
詩に託して今日の日も
君たちの笑顔胸に抱いて
まっすぐに生きている
ずっと愛してる
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
いつも心がけている
受け入れる姿勢
間延びする間隔も診断も
地元に転院する為なら
我慢じゃない
受け入れる姿勢
二ヶ月に一回の腎臓内科
電車に揺られての小旅行
治し治し歩もう
大丈夫 大丈夫
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
食後に飲むクスリたち
ぱきぱきと取り出した後の
乾いたヌケガラ
標本にしたいくらいに
原型をとどめている
俺は大丈夫だろうか
標本もヌケガラもごめんだ
生きていたいし
生きていくから
乾いてなんかいられない
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
コンコン
唐突にドアをノックする音
時々来てくれる親友のノック音と捉えドアを開く
知らない人だった
そこから30分
受信料について講義され
結句 口座引き落とし手続きをした
ああNHKの人だ
いいメカ持ってる
はいご苦労様でした
鞄とネームプレートなしで
2人組みでワンボックスカー
だったらガサ入れだもんな
ちがってよかった
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
溶けるほど暑い日々を過ごして
今日も生きたと褒めてやろう
有り合わせで飯を食い
薬を飲んでゆらゆら
俺は光か俺は闇か
足元がゆれる
ゆらゆら
薬漬けの毎日に
心だけはぶれないと
気合を入れて
ゆらゆら
歪んだ日々に
誰か欲しいと
愛する人が欲しいと
命乞いしながら
ゆらゆら
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
でっかい太陽
突き抜ける空
嗚呼、光る海
いつか君と
夢に見てた
ここは楽園
君はパッションフルーツ
君はパッションフルーツ
たまらないよ情熱の果実
いつも君と
夢を見よう
君こそ楽園