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山崎 登重雄 の部屋


[257] 流転詩F うた
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


君は電話でも

君はメールでも

鈴を鳴らすように
ころころとうたう

僕の時間軸を狂わせて

右から 左から
上からも下からも

聴覚で 視覚で

サラウンドで
オールラウンドで

五感にフルボイス

例えば
秋の夜長に虫の音がなかったら

静寂が威圧的で苦痛

君がいない

うたが聞こえないのは

そんな感じなんだよ

2009/12/05 (Sat)

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