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MAREの部屋  〜 新着順表示 〜


[181] 月とひとり
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静かすぎる夜に感じた 月の孤独





足音もしない瞼の裏

待ちわびてざわめく草

誰の帰り道でもなく

私はここで迷うの



月は唄う

今夜はひとり

心の形を知りました


月は唄う

今夜はひとり

静かに響いて涙落ちるまで







目をそらす天の邪鬼

誰も見てないからそばにいて

さよならしたくないのに

さよならと言いました


月は唄う

今夜はひとり

同じ月なら隣りで見たい


月は唄う

今夜はひとり

夜がはがれて生まれる星







抱きしめて離さないから

あなたのやさしさだけ ここに残った



静かすぎる夜に感じた 月の孤独

2007/10/14 (Sun)

[180] さよならウサギ
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さよならウサギ

いったい何者ですか?

バイバイする時いつもいて

耳が目立ってます

ずっと こっちを見つめて

さよならウサギ

僕のかわりにグッバイって

言ってくれてるの?

耳が目立ってます

見て見ぬ振りして さようなら



食べて 食べて 空を 僕を

さよならウサギ

そこは暗い 暗い 暗い

食べて 食べて 夜を 風を

さよならウサギ

そこでcry cry cry

2007/08/25 (Sat)

[179] 100% juice
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通り過ぎる人の

笑顔を知れない寂しさに

あなたを想うわけじゃないけど

温もりを求めてしまうの


お腹空いても賞味期限ばかり見ないで

私の味知らないくせに

あなたを取り巻いてる友の目線が

宝石を守る赤外線みたい


虚しくても歌っているの

いつでも私に気づくように

泣き声であなたをかき消さないから

恥じらわないで確かめて



迷ってる

みんな 迷ってる

理由とか 意味ばかり探してる

真実を頼りにする前に

温もりを感じていたい 


世界が1つじゃないとしても

あなたが二人いるわけじゃないでしょ


私とあなたで100%のジュースになりたいの

だから

だから

虚しい時があったって

だから そうなの

あなたを歌うの

あなたを叫ぶの



あなたの知らない景色の色も混ざるのよ

だから私を手に取って

2007/08/08 (Wed)

[178] 僕の胸騒ぎと水たまり
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角のすり減ったおもちゃ

家の隅で

お父さんのタンスの中

大人の香り


月も太陽も

上がったり下がったりで忙しい

パジャマを着るから

上を向いたまま

夜をはがしたい



ひとり僕を見つけた君の顔は

見たことないくらい穏やかでした

捕まえたトンボをそっと そっと

君に見せたかっただけ



泥だらけの靴に

また泥を付けて

お兄ちゃんの自転車

風をつくるよ


月も太陽も

上がったり下がったりで忙しい

今は遊んでいたいから

上を向いたまま

夜をはがしたい



澄んだ水たまり

今日もすぐに濁ったけれど








星が踊ってる



2007/07/31 (Tue)

[177] truth in my eyes
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赤い朝はくる

白い夜はくる

揺れるカーテンに彷徨う香り

カエルが空を飛んでった


あぁきっと 赤い朝も綺麗だ

そぅきっと 白い夜も綺麗だ





カエル

見えなくなるまで眺めていた


気づいたら

綺麗な青空になっていた




わからなかったよ

わかるということが

2007/06/24 (Sun)

[176] standing tomorrow
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明日には

明日の僕がいる

探していた何かを捨てたんだ

空が

色を変えていく

思いっきり涙を流してやる


ひとりぼっちの太陽に

月が こっそりと追いかけて

見失う夜の暗闇には

星達が見守ってくれるんだ



地面の固さに

着地が怖くて

ジャンプしなかったけど

隙間から

伸びていく雑草のように

高く 高く

空に向かって伸びれば良いんだね


明日には

明日の僕がいる

探していた何かを捨てたんだ

目の前

進む道が続いてる

今までよりも大きく踏み出すんだ


ひとり ふたり

さんにん よにん

追い抜いて振り返らない

ひとり ふたり

写真だけじゃない

今見る景色を焼き付けて

2007/06/12 (Tue)

[175] your dall
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ひとりぼっちで抱きしめた

ぬいぐるみになるよ


あなたの言う通りさ

鳥の羽はなくても

抱きしめる腕があるよ

そう



ぬいぐるみになるよ


あなたが瞳を閉じても

僕は見つめ続けるから

安心して眠るんだね


ひとりぼっちになった

ひとりぼっちで泣いた

ひとりぼっちで抱きしめた

ぬいぐるみになるよ


2007/06/10 (Sun)

[174] 君をしなくていい
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君じゃなくて良い

君は君をしなくていい

夜の散歩

今だけは ただそばにいて


何が大切かなんて

人に聞くもんじゃないよ

君の大切なものが隠れてしまうから


悲しい話は昼に話そう

高らかに笑い飛ばせばいい


良い笑顔はいらない

美しい絵も

心地良い歌も

オシャレな服も

なんにもいらない


今だけは

夜の散歩

僕の隣りに居てくれるだけでいい

2007/05/10 (Thu)

[173] moon night
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月だけが僕を許してくれた


乾いた水を飲まされて

もう涙は出ないみたいだ

あちこちかゆくて

君を抱きしめれば治るかな


鳴りっぱなしの着信音

本当は鳴っていないんだよ

はたから見たら僕は

帰り道の公園に

忘れられたおもちゃ


月だけが僕を許してくれた

夜を背負う僕を

許してくれたんだ

2007/05/03 (Thu)

[172] that only I saw
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潰れた缶を蹴っ飛ばし

ぶつかるビルを消してった

見晴らしが良くなった頃

君の家が見えたよ

その缶を拾い上げて君は

大きな船を創ったんだ

いつの間にか飛んでいた僕ら

僕を押さえつけていた人達が

清々しく歩いている

手を伸ばして取った星

小さくてキレイだね

こんな時は音楽を聴こう

ムード満点の音楽を選んで

スイッチ押したら

目が覚めてしまったんだ



目をつぶったその世界は

朝 差し込む光より暖かくて

僕のしぼんだ心をふやかしていた......

2007/04/30 (Mon)
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