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君に見せている笑顔を
僕は知らない
僕に見せている笑顔を
君は知らない
互いの秘密を
打ち明けることがないまま
終わりたくないね
片方が後ろを向いても
笑顔でいると
約束しよう
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妹にもらった
絵本の栞
金魚鉢に落とした
たちまち金魚は
登場人物
ガラスを通して
歪んだ僕は
遠近法を使って
鏡越しに
金魚鉢を飲み込んだ
妹の泣き声
濡れた栞を掴んだ瞬間
金魚色の栞は
僕の心にとじられた
今でもあの部屋に行けば
同じページが開かれる、、、、
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善悪は人間の作り出した思い込み
この世界に束縛するものは1つとてない
あなたの想像は
その思い込みが消えたとき
必ず実現できる
可能性は最初からあるものだ
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目をつむってジャンプすれば
新しい場所に行けるよ
ほら 見て 目をつむりながら
そこはぼくには見えない新しい場所だよ
想像を膨らませて
伸ばした手は何を掴むか
もう君には見えている
ほら 見て 目をつむりながら
新しい場所
手をつないでジャンプしよう
ほら 掴んでる
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ネズミを追って
たどり着いた夢の島
想い出たくさん海に浮かべて
明るい夜
ここまで来て気づいた
ネズミを失っていた
覗く月が黙って
僕を慰めてる
ああ
ああ
そうだ
ネズミは泳げない
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偽善者が暴言を吐かれて泣いている
丸い橋のてっぺんから石を投げつけられてる
どうやら僕も偽善者のようだ
泣いてる偽善者
子犬を抱いている
子犬を抱いている
投げられた小石は
子犬を傷つけて
怒っててっぺんへと走り出した
泣いていた偽善者は走り出した
子犬を助けようとして
偽善者が叩かれて傷ついてる
丸い橋のてっぺんの子犬を抱きかかえて
どうやら彼は偽悪者だった
傷ついた偽悪者
子犬を抱いている
子犬を抱いている
臆病な僕は偽善者のまま、、、
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地球とゆう星に願いを込めて
僕は宇宙を眺めてた
月が寄り添ってくれて
太陽で暖まろうって
海に足を濡らされて
僕は砂をまき散らした
宇宙をも吸い込む
あなたの瞳
もはや僕は
地球に縋っていた
地球の砂は
固かった、、、、、
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誰にも見られずに
背中はまるまっていく
誰にも呼ばれずに
首は固まっていく
そろそろぼくは空っぽになる
孤独の隣りにある美しさに飽きてしまった
もう君に何かしてほしいのさ
ぼくの眼と身体以外は台所に流した
君が愛を注ぐのを待つだけにしよう