詩人:MARE | [投票][編集] |
あなたの知らない
あなたを知っている
ぼくを見ているあなたは
まぎれもなくぼくだけが知っているあなた
鏡を見ている時のあなたは知らない
でも
ぼくを見ているあなたは
まぎれもなくぼくだけが知っているあなた
孤独に震えるあなたを誰も知らない
でも
頑張って笑顔を見せるあなたは
まぎれもなくぼくだけが知っているあなた
すがすがしい顔で
あなたも知っていると言っていたね
詩人:MARE | [投票][編集] |
あなたを感じる時は
いつも孤独で
あなたを感じない時は
気づくとそこにいて
あなたのかじかんだ手でさえ
温もりを感じるほど冷えきった心を
優しく抱いてくれるのね
今はずっとこうしていたい……
そばであなたを感じていたい
今はずっとこうしていたい……
白い月さえ沈んでも
詩人:MARE | [投票][編集] |
それは
なにかのつもり
こだわりを強要するの?
とってつけたあなたの言葉は
昨日テレビで聞いたのよ
あなたが思うことを話して
そうすれば
名前で呼ぶことが出来る
詩人:MARE | [投票][編集] |
ライオンは
自分がライオンだと
知らない
から
ライオンと呼んでも
振り向かない
犬は世渡り上手
名前を付ける支配
犬は私を
どう支配しているのだろう