詩人:MARE | [投票][編集] |
悲しみを集めて
枕に泣きつくの
今だけは赤く染まって
リセットするように
涙を流しきりたいの
いつもいつでも
起伏の無い感情なのよ
だから自由にさせて
泣きたい時は泣きたいの
笑う時は笑うから
あなたもそうでしょ?
悲しく 儚い
私を見ていて…
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広い広い君の家の
階段の下
二人で物置に隠れた
狭い狭い物置で
大きい世界
二人でいつも夢見てた
空にラクガキして
雲をつまみながら
葉っぱに乗ってどこまでも
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この公園
この空気
ろかたの花
にあわない花
とおくにあり
どこも変わらぬ
けしきに浸って
ぼくの歌
くもり空割って
のびのびと
うつくしさを
たたえて
きらめく星
みえなくする
のびた陽は
なれてしまった
みんなに
だきしめてほしくて
かわいく
わがままに
くる夜も
まるい月が
でるまでは
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そっと 近づく
ささやかな幸せ
君の隣を見ている
音楽を胸に当てて
風と共にゆこう
瞼は静かに閉じるよ
見えないものを
見ることないさ
感じて君の隣りだよ
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根拠の無い自信で
今日も明日も
ストレスは他人事
今日も明日も
考え過ぎの毎日に
開き直る自分を愛して
夢を見続ける
今日も明日も
僕は変態さ
僕の周りは不思議な世界
イタズラされるよ
幽霊も妖精も
素直な人は
僕と同じだね
みんなでふざけて
笑ってる
楽しいことばかり
探す毎日
苦しいことさがす
人を見つけた
心を読める秀才でも
僕だけは読めないだろう
熱いことに感動
ここでもどこでも
発見して想像
ここでもどこでも
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風の音 たどって
明日の顔 祈った
僕に出来ること
ひとつずつ やり遂げよう
暗い空が笑い
濡れた床が唄い
草たちが踊る
写真の色 褪せるたび
昨日の自分 なげいた
僕に出来たこと
探しても もう虚しくて
暗い空が笑い
濡れた床が唄い
草たちが踊る
木に埋もれた鳥小屋
陽が射し行く木漏れ日
僕の濁った胸を
撫でられて 今日は
君の呼吸を感じている
君の呼吸を感じている
響け
響け
僕の声よ
僕の全てよ
君への全てよ
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つまづいた二人
どこまで走ったのか
どちらに否があるのか
つまづいた二人
やがて紐をといて
やがて離れていく
線で区切られた世界に
それぞれ戻っていく
さよならは悲しすぎて
ありがとうは虚しい
歩き出した二人
あの娘は紐を残して
君は紐を握る
追い掛けるのか迷って
泥だらけの涙
さよならは悲しすぎて
二人の道を探す
つまづいた二人
僕のせいでいいから
あの娘に追いつこう
さよならは悲しすぎて
ありがとうは虚しい
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光がまぶたを通り過ぎ
眠たい僕の邪魔をする
雲を擦り抜け
窓を擦り抜け
光より闇で寝ていたい
静かに
静かに
起きればまた会えるよ
どこまでも
手を伸ばして
光りをつかみ取り
今は闇で眠るため
ポケットに入れとこぅ
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いろんな事を知り
いろんな事を考え
自分の感情を操り
この時代の普通を目差す
僕が自然だと思うことは
不自然でもある
知識が増えるたび
素直さがなくなり
人間らしく生きれない
素直な感情が
いちばん自然で
人間らしいことは
わかっているけど