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MAREの部屋


[137] コテージアウト
詩人:MARE [投票][編集]

立ち続けた椅子の

影が伸びて

溜め息の僕を

飲み込んでいた


自由の価値を

知らない僕は

見えない未来の

木枯らしを蹴飛ばした


鏡が写すその椅子の

木目が眩しくて

ドアを開けて

陽射しに慣れようとした

2006/10/25 (Wed)

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