電車に揺られて寄り掛かる場所は堅い手摺りか君の背中迷わず手摺りに寄り掛かるけど君は気付いてた昼間の人込みは少なくなって君との距離が鮮明になって余計に遠く感じた静かに揺れる 揺れるあの人はどこへあの人はどこから君に思うのはただ近づきたい寄り掛かったらどこかへ行くやも目線が合ったらどこかへ行くやも君を追う視線が恥ずかしくて堅い手摺りを眺め続けた君の横顔に流し見る僕の視線は新宿への波に溶け込んだ
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