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葉月の部屋


[10] 消せない思い
詩人:葉月 [投票][編集]

今日だけはほんのちょっとだけ
昔の気持ちに戻っちゃったかな

正直なところあなたのこと
忘れかけていたのちょっと前まで
わたしには想い人が居て
少女漫画のような恋をしてた

ハズなのに

あなたの頑張る姿
偶然に通りかかって
見るつもりなどなかったのに
身体がカラダが
動かなくて

あなたから目が離せなくて
あなただけを見つめてしまって
強い視線に振り返る
懐かしき後ろ姿
不意に目が合ったりした

もう無理なことぐらい
わたしだって判ってるけれど
しょうがないのこの気持ち
溢れだして
止まらない

きっと今あなたに会ったら
この想い抑えきれないよ
だから神様今だけは
わたしのこの瞳にあなただけ
見えない魔法をかけてください


だけど だけどね
わたし判ってるから
この想い出てきちゃいけないこと
思い出としてしまっておかなきゃいけないこと
それくらいわたしだって判るから

ごめんね
   素直だった想い

ごめんね
   大切な想いたち



きっと幸せになれるよね
あなただけがすべてじゃない
そう信じて歩き出すの


あなたへの想いを

残して

2004/02/06 (Fri)

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