詩人:葉月 | [投票][編集] |
鳴らない携帯電話 横目にして
辛くなるのはわたしだから
電源を切って投げ捨てた-独リノ夜
初めて触れたその瞬間
恥じらう右手 繋いだ左手
下向き笑うその横顔に
愛しさが押し寄せる
泣き顔よりも笑った日々が
何よりも心に焼き付いて
離れない 忘れられないよ
初めて見せた君の笑顔
優しい君は寂しくない様にと
欠かさず連絡くれたよね
だけどそれが突然途切れた時
どれだけ不安になると思うの
優しさの裏側には
いつも不安が隠されていた事
おもてしか知らないわたしには
当然判らなかった事
ねぇわたしのための嘘なら
もう求めない 要らないよ
だからねぇひとつだけ
ほんとうの愛を
下さい。