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繋がらない
君のケータイ
メールの入らない
君のフォルダ
友達に
「まだ信じてるの?」
と言われ
心が痛かった
帰り道
君のことを想い
空を見上げる
息がもう白い
同じ空の下に居るのに
会えないもどかしさを
こんなに感じた夜があったかな…
君の中にもう
私は居ないんだね
君と話せることは
もう無いんだね
君のフォルダに
メールが入ることは
もう無いんだね
その優しい声で
私の名前を呼ぶことは
もう
無いんだね
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「ねぇ…この声は
だれの為に…何のために…」
道に座り込み
ストリートミュージシャンの歌声に
ゆったりと聞き惚れた
アコースティックギターの音色に
バッチリ合ったその歌声は
私のココロに
嫌味なくらい
素直に入り込んで
ココロの傷口で
溶けていった
染み込んだ
魔法の歌声は
今でも私の中に
息づいて
素晴らしい『音』を
奏で続けてる
「良ければ、また
聴かせて下さい」
そう言い残し
私は去った
帰り道
口ずさむ
「ねぇ…この声は
だれの為に…何のために…」
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横顔や
しぐさが
たまらなく好きだった
昼間良く晴れた後の
秋の夕暮れが綺麗で
西の空
ずぅっと見つめていたよね
白い雲が
お日様に染められて
空一面
オレンジ色の絵の具を広げたみたいだったの
ねぇあなたは
その日を
覚えてる?
いくらあなたに問掛けても
答えは無くて
ひとりでに
返ってくるのは
沈黙という名の
悲しみ
ねぇあなたは
私を
覚えてる?
ねぇ
あなたに
私の声は
届いてる?
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何を見てたんだろう
何を思ってたんだろう
何に惹かれて
何を感じてたんだろう
ねぇあの時の笑顔は偽り?
それとも…何だい?
同情かい?
本心という言葉は
思ったより
重たかった
本気で好きになった
本気で通じてた
本気でキスしたし、
本気で…
愛してる
今も
ずっとこれからも
こんなことを日々
まぁ飽きもせず
考える
繰り返される思考
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気持ちを
宛てのない何処かにぶつけても
返ってくるのは
反動だけ
私はそんなものを
望んでいるんじゃないの
私は
そんなもの要らないの
望むもののは
解るよね?
あなたになら
解るよね?
私の望むもの
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自分が嫌いになる
自分が嫌いになる
泣きたいのは
本当はあなたなのに
私は
冷たい黒いビー玉から
熱い滴を抑えることが
出来ないよ
私は知ってる
その行為は
『卑怯』と言う言葉とイコールで繋がること
けれど
私が今出来ることは
そんなことくらいで
強がる気力も
消え失せて
今はただ
この世界を
冷たく見つめているの
熱い滴をこぼすのと
同じビー玉で
ツメタク
ミツメテイルノ
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見つめて
触れて
黙って
笑って
…ううん
笑うのは少しだけだよ
そしたらキスして
ずぅっとキスして
あなたの事だけを
考えて
そしたら私は
幸せになれるのよ
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何を求める?
何を望む?
何処を目指して
何処に向かう?
歩こうとはしてみても
道が見付からない
必死になってもがく様は
まるでクモの巣にからまった
黄アゲハの様
もがいても
もがいても
出口が見付からない
本当は解ってる
出口の方向
そっちに飛ぼうとすると
やみくもにもがくと
体にまとわりつく
白い糸
助けてよ
誰か
助けてよ
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生まれ変われるとしたら
何になりたいですか?
私はまた私でいい
人より苦労した
人より頑張った
人より泣いて
人より辛かった
けれど
今は人より幸せ
だから
また私でいい
また私がいい